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ご当地ふりかけを食べ比べる
9月もあと少しで終わり。沖縄も北風が吹くようになってきて朝晩は涼しく短い秋が近づいてきていますね。
秋といえば食欲の秋。ボチボチと新米が出まわる季節でもあります。
さて、お米といえばご飯。ご飯のお供は数多くありますが、手軽に食べることができるのはやはり「ふりかけ」ではないでしょうか?
沖縄の特産品や食堂の定番メニューを使い「ふりかけ」になった商品が数多くあります。
その中から数種類をピックアップしてみました。
今回食べてみるふりかけはこちらの6種類。
・スッパイマンふりかけ
・アーサふりかけ
・タコライスふりかけ
・ゴーヤーチャンプルーふりかけ
・胡麻塩
・島サラダのふりかけ
おみやげ屋さんでよく見かけるものから、離島でしか買えないものを揃えてみました。
それではお米2合を炊き上げて食べ比べてみたいと思います。
スッパイマンふりかけ
沖縄土産の定番であるスッパイマン。みなさんご存知だと思いますが、種なし乾燥梅干しを食べやすいように甘く味付けしたものです。そのスッパイマンを使用して作られたのがこのスッパイマンふりかけ。製造は名古屋にある浜乙女。
梅肉!
思っていたよりも結構酸っぱい。お菓子のスッパイマンより甘みが抑えられていて、梅と甘辛く味付けされたカツオ節が絶妙に合う。スッパイマンが苦手という方もコレならいけると思います。
購入したのは家庭用のジッパー付きですが、おみやげ用に30袋入りが売っているので、ちょっとしたバラマキお土産に良いかもしれませんね。
アーサふりかけ
「沖縄県漁連」と、スッパイマンふりかけも製造している浜乙女のコラボ商品。拠点産地として認定された北中城村の「アーサ(ひとえぐさ)」の商品開発に取り組み、約2年半かけて発売となったアーサのふりかけなんだそうです。
緑色のものがアーサ。カツオの風味がかなり勝っていますが、アーサの香りもほんのりあって美味。ただもう少しアーサが多くてもいいかもしれません。
7袋入りですが1袋に入っている量が多いのでシェアするといいかもしれませんね。
タコライスふりかけ
オキハムの人気商品タコライスがふりかけに。気になっていましたが今回やっと食べることができます。
ジャガイモやほうれん草、明日葉まで入っている
瓶を開けた瞬間にサルサソースとガーリックの香りが。かなりのピリ辛でガーリックのパンチもあり気づけば汗かいてます。口に広がるサルサソースの味で本物の「タコライス」に近い味かも。チーズをかけたりピラフにしたりするのもいいかもしれませんね。タコライスにかけたらどうなるんでしょうか。
ゴーヤーチャンプルーふりかけ
ゴーヤーチャンプルーふりかけ350円〜420円。
ゴーヤーっぽさは少ない
赤いニンジンフレークや黄色い卵黄が入っていて色鮮やか。他に較べてカツオ度が比較的低く、甘くて優しい味。のりたまに近い。残念ながらゴーヤーの苦味は感じることができませんが、チャンプルーっぽい後味はあります。なんとも味の説明をするのが難しいふりかけです。
小浜島の胡麻塩
島の人が手作業で選り分けた小浜島産の胡麻を使用した胡麻塩。
胡麻の1粒1粒が大きい。口にすると胡麻の香りがかなり広がります。塩が少なめなので塩味より胡麻の味が強い。
ご飯の味が際立つ感じです。美味しいお米を食べるならシンプルな胡麻塩がいいかもしれません。
島サラダのふりかけ
島サラダのふりかけ630円
サラダだけどイカと昆布
島サラダという商品名を見て、頭の中は野菜の味になっていましたが、原材料はイカと昆布がメイン。
まったく味の想像ができなくなってしまいますが、袋を開けるとイカと磯の香りが広がります。甘く味付けされたイカと昆布は噛めば噛むほど甘みがでてこれは美味しい。
お茶漬けにすると磯の香りが際立つ
ご飯にかけて良し、お茶漬けにしても良し。そのまま食べてお酒のツマミににもいいかもしれません。島サラダは野菜ではなく海のサラダでした。
どれも美味しいしお土産にも最適
ということで今回は6種類のふりかけを食べてみました。どのふりかけもそれぞれの特徴があって面白く美味しかったです。
値段も300円〜600円前後なのでお土産にもいいですね。小袋のものはバラマキのお土産でお財布にも優しいかと。
また面白いふりかけを見つけたら紹介できればと思います。