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落ちない口紅の本気度を調べる
那覇の公設市場あたりを歩いていると、おばさまがやっているような昔ながらの雑貨屋や化粧品店で、すごい色の落ちない口紅が売られているのを見かけたことはないでしょうか。
- 市場の斜向かいの雑貨店の店頭でも
- 市場通りと平和通の間のパラソル通りでも
緑や青など、とうてい口紅とは思えない色合いと、パッケージの箱も無くそのまま裸の状態で売られていて怪しさ満点なこの商品。
なんでもアメリカ製で、しかもハワイでしか販売されていない商品で、日本ではここにしか売ってない珍しいものだとか(店のおばちゃん談なので真偽の程は不明)。
かなり気合いの入ったPOP。
以前は取り扱っている店がもっとあったと思うのですが、最近見かけることが少なくなっている気がします。
ちなみに青や緑や黒の口紅も肌につけるとピンク系に色が変わるので、デスメタルのようになる心配もありません。
「この口紅は昔からすごく人気なのよ〜。わざわざこれを買うために遠くから那覇まで買いに来る人がいるぐらい。色が変わるというのが面白いでしょ?発色もきれいだし、すごくおすすめよ〜。」
冴えわたるセールストーク。
「絶対これがお得よ!」と執拗に4本セット(1,000円)を薦めてくるおばちゃんを振り切り、なんとか1本だけ購入することに成功しました。どうせなら緑や青のやつにしたかったのですが、手に塗ってみるとかなり薄づきだったので今回はいちばん発色が濃かった赤い口紅をチョイス。
なぜか入れてくれたのが銀行の袋でしたが、いざ、落ちない口紅の本気度を検証!
沖縄そばを食べてみる
まずは食事をしても落ちないのか検証してみたいと思います。
やってきたのは沖縄そばの名店、南城市大里にある「玉家」。
あっさりしたスープとつるつるの細麺が魅力の人気そば屋です。
食べ終わったときにすっかり口紅がはげ落ちているとちょっと女子として恥ずかしいですよね。デートとかだとなおさら。
果たして色をキープしたまま食べきることができるのでしょうか。
混雑するお昼時のそば家で、食事の前に口紅を塗っていたのは当然私だけでした。
- ずぞぞぞぞ...
- ごちそうさまでした
<調査結果>
落ちてない。
普通にがっつりそばを食べたのですが、しっかり色が残っていました。
お箸や丼やコップにも全然色がつかなかったのでこれはかなり強力なのではないでしょうか。
シュノーケルしてみる
今は夏。夏といえば海。
というわけで次は沖縄の夏を代表するレジャー、シュノーケルでも落ちないのかどうか検証してみたいと思います。
北谷町の海岸にやってきました。
晴天の海岸でシュノーケルの前に口紅を塗っていたのも当然私だけ。
- 手の甲にもDEEマークを描いておきましょう
- 妙に唇だけ血色が良い人
- いつもどおり思いっきりシュノーケルを楽しみます
- 水中で見るDEEマークもまた、いとをかし
というわけでたっぷり1時間ほど泳いできました。
<調査結果>
落ちてない。
海からあがったときといえばだいたい唇の色がなくなっているのが常ですが、落ちない口紅のおかげでなんとくっきりピンク色。
手のDEEマークもラッシュガードの袖でこすれていたところが薄くなってしまったものの、触れていない部分はほぼそのまま残っていました。すごい。
落ちない口紅はかなり本気
というわけで今回2通りのシチュエーションで検証してみたところ、落ちない口紅は本気で落ちないということが分かりました。
沖縄そばを食べたいけど、シュノーケルはしたいけど、口紅がはげてしまって困るという方は、是非公設市場付近で落ちない口紅を探してみてはいかがでしょうか。お好きな方は4本セットでどうぞ。