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よみがえり東南植物楽園
新聞やテレビなどで報じられているのでご存知の方も多いかと思いますが、2010年末をもって一時休園していた沖縄市にある『東南植物楽園』がなんと先日復活を果たしました。一時休園のときの記事はコチラから → [コネタ]さようなら東南植物楽園
この2年半の間に、なにか変わったところはあるのでしょうか。
蓮の花がいっぱい咲いていたあの蓮池は?
思わず引いてしまうぐらいウジャウジャいた鯉たちの行方は?
というわけで、さっそく再開初日に様子を見に行ってきました。
オープニングセレモニー
訪れたのは再開当日だったので、10時からゲート前でセレモニーが開催されました。まずは、東南植物楽園園長・宮里好一さんのあいさつから。
社長や代表ではなく、園長。なんかほっこりしますね。麦わら帽子だし。
ファンファーレが鳴り、この日早朝6:30のオープンに合わせて来園した第一号のお客さんとともにくす玉が割られました。垂れ幕には、東南植物楽園よみがえりオープンの文字が。
記念品として、来場していた人にかわいらしい多肉植物が配られました。これは嬉しいプレゼント!
まずは蓮池へ
入園するとスタッフの方から「まだこの時間なら蓮がきれいに咲いていると思うので、まず蓮池から見られることをおすすめしますよ。」との案内があり、早速蓮池へ向かうことに。
美しい蓮が咲き乱れていたあの蓮池は果たしてどうなっているのか...。ドキドキ。
あった!
蓮池は以前と変わらず美しい蓮の花をたくさん咲かせていました。東南植物楽園ファンの中には、蓮池がどうなっているのか気になっている人も多かったと思うのですが、ばっちり健在でした!
- 白い蓮
- ピンクの蓮
以前と比べて白い花が多くなりピンクの花が若干少なくなったような気がします。
でもどちらも本当に美しいです。
- ウチワヤンマ
- シオカラトンボ
トンボや蝶などの昆虫たちも元気に園内を飛び回っていました。
何度見てもこの景色にはほんとうに感動してしまいます。まだ見たこと無い方は是非!桃源郷のようですよ。
7〜8月の土日は朝6:30に開園するので、日の出とともに開花する瞬間を見に行くのもおすすめです。
こちらは蓮ではなく熱帯睡蓮。可憐な花と主張のある葉っぱの模様が楽しいです。
他のコーナーも見てみよう
蓮池を堪能したところで園内をぐるりとまわってみることに。
中央の広場に群れる白い牛。これはカウアートといって、自由に絵を書いたり色を塗ったりできるオブジェなんだそう。(※要申し込み)子どもたちの才能が爆発しそうですね。
- 見どころのひとつ竜血樹(リュウケツジュ)
- なんと樹齢数百年とも言われているんだとか
- バンシルー(グヮバ)の実も鈴なり
- よく似ていますがこちらはシークヮーサー
あの鯉たちにも会いに
蓮と並んで東南植物楽園の名物(?)として有名だった鯉。
以前の記事で動画でご紹介したとおり、鯉がものすごいことになっていましたが今はどうでしょうか。
「おーい、鯉や〜い。」(パンパン)←手を叩く音
・・・・・・・・・・・・(ぱちゃん)。
えっ。
そう、あの大量にいた鯉たちはほとんどいなくなっていました。いったいどこに...。
というわけで東南植物楽園の二大名物ですが、蓮は健在。鯉は不在。という結果でした。
もしかしたら私が見たときにたまたまいなかっただけもしれませんので、もし「鯉たくさんいたよ!」という方がいらっしゃったら是非お知らせください。
向かいの植物園も必見
駐車場を挟んで向かいのエリアも植物園として再OPEN。以前『風楽風遊の森』だったところですね。
入り口に置かれたこのレトロなポスト、今もちゃんと郵便物が出せるのですが、なんと閉園中もたまに入れる人がいるということで毎日集配の方が来て確認していたんだそうです。
植物園はまだ植えたばかりのものも多かったのでこれからが楽しみ。
奥のヤシ林は涼しくてものすごく気持ちがいい場所なので、是非ぐるりとまわってみることをおすすめします。今の時期はセミの大合唱に包まれますよ。
というわけで、今回はよみがえった東南植物楽園からお届けしました。
昼間は暑くてちょっと...という方でも22時まで開いているので夜楽しめますし、これから夏休みなど季節ごとのイベントなども予定されているようなので、植物好きの方もそうでない方も是非訪れてみてくださいね!
それにしても鯉たちはどこに...。