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オレンジジュースはどれだけ甘いのか
沖縄のローカルファストフード店といえばA&WとJef。
どちらもルートビアを飲むことができますが、意外と人気があるのはオレンジジュース。
が、これがなかなか甘い。
この甘さをどうにかして比べたい。ということで計測機器をゲットしたので実測してみたいと思います。
2Lのオレンジジュースが高い
ドライブスルーで買ってきました。もちろん氷なしで。どちらもSサイズ(約200ml)で150円。
味や色、匂いがほぼ一緒のオレンジジュース。どちらがどれだけ甘いのでしょうか。
糖度計
甘さを比較するのに用意したのは屈折糖度計。Brix計とも呼ばれているものです。これを使って糖度を量りたいと思います。
Brixとは
“Brix値は20℃のショ糖溶液の質量百分率に相当する値で定められている。 ショ糖1gのみを溶質として含む水溶液をBrix屈折計[2]ので測定したときその示度 Brix 値が1%である。つまり、質量分率30%のショ糖溶液(100グラムの溶液中に30グラムのショ糖(水は70グラム))では、Brix値が30%となる。
一般的には、Brix値は、糖度として認識される。しかし、ショ糖以外の固形成分を含む溶液では、Brix値は固形成分濃度の目安になるが、ショ糖以外の糖成分、糖成分以外(例えば食塩)も屈折作用を持つため、そのまま糖の量(重量分率)となるわけではないことに注意が必要である。ジュースや果汁の可溶固形成分は、果糖やブドウ糖が多く含まれており、実際の糖類の総重量とは異なり、重量を知るには換算する必要がある。” -wikipedia
かなりアバウトな説明ですが、この糖度計は100g中に含まれる糖度を%で表示されます。
例えば測りたい液体を垂らし、目盛が5だった場合、100g中に含まれる糖分は5gとなります。
ショ糖以外の糖分が多いと正確な数値が出ないので、あくまで目安として見てください。
計測します
常温に戻しよくかき混ぜて計測
まずはA&Wのオレンジジュースから。
11.8%
A&Wオレンジジュースは11.8%
Sサイズ(200ml)のカップに含まれる糖分は23.6g
12.9%
Jefのオレンジジュースは12.9%
Sサイズ(200ml)のカップに含まれる糖分は25.8g
2gの違いでJefのオレンジジュースの方が甘いという結果に。
飲み比べてみるとJefのオレンジジュースのほうが少しだけオレンジの味が強く感じます。
数値じゃなく砂糖で見てみると
大体の量とはいえ、こんなに砂糖(糖分)が入っているんですね。
他のオレンジジュースはどうなのか
沖縄バヤリースのオレンジジュースは沖縄限定。本土で売っているものとは味もデザインも種類も異なります。
意外と沖縄土産にいいかもしれませんね。
沖縄バヤリースのオレンジジュースは11.2%
200ml中に含まれる糖分は22.4g(500mlペットボトル1本だと56g)
前の2種類よりは甘さ控えめな感じがしたので数値通りの結果。
100%オレンジジュースは11%
200mlパックに含まれる糖分は22g
100%オレンジジュースはバヤリースと同じくらい。
果汁100%の甘みに近づけるため果汁10%のバヤリースは砂糖?果糖?で足してるんでしょうか。
来週も測らせてください
せっかく買った糖度計。一回だけで役目を終わらすのももったいないので来週も測りたいと思います。
あの料理やあの飲み物など、どれだけ甘いのでしょうか。