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星砂が多いのはどっちだ
星砂が流行したのはもう何年も前の話。それ以降は、沖縄土産の定番として販売されていますよね。
この星砂、実際は砂ではなく死んだ有孔虫の殻。
よく見みると星砂の形は2種類。
星の形をしているものはバキュロジプシナという種。もうひとつは太陽の砂とよばれるカルカリナという種。
このどちらも星砂とよばれています。
沖縄県内で星砂が取れるところは何ヶ所かありますが、なかでも有名なのは竹富島、西表島、鳩間島でしょうか。
鳩間島が一番取れるらしいのですが、持ち出しが禁止されています。
年々少なくなってきている星砂。定番の2カ所でどれだけ取れるのか調査してみました。
竹富島へ
カイジ浜(皆治浜)の別名は星砂浜
星砂が取れる浜として有名な竹富島にあるカイジ浜。昔に比べれば取れる量は減ったそうです。
カイジ浜はネコが多いことでも有名
みんながしゃがんで星砂を探す光景はなんとも
調査方法は簡単かつアバウト。砂浜に軽く手を乗せて付いてきた砂を数えるだけ。
ただあいにくの強風雨。その場で数えることができなかったので、手のひらの写真を撮って家に帰り拡大して数えたいと思います。
手のひらを砂に押しつけて
付いてきた砂を見ると
星砂が付いてくる。赤丸が付いているのが星砂
結果:37個
何度か繰り返しやってみましたが、だいたい50個未満と結果はそこまで変わらず。
大きめな星砂が多く、形がキレイな感じがしました。
西表島へ
続いての場所は西表島の星砂の浜。
この浜で取れる星砂は鳩間島から流れついたものが多いそう。
砂が細かい。
結果:107個
数えなくてもパッと見で、竹富島との量の違いがわかるくらい多い。
竹富島の星砂と比べて細かく小さい。
どれくらいの量なのか
37個とか107個とかいわれても分かりにくいので並べてみます。
石垣島でもらった星砂が入った瓶から、星砂を取り分けて並べていきます。
37個だとこれくらい。
107個だとこれくらい。これを瓶に入れると、、
少ない
これっぽっちにしかならない。
この作業を10回くらい行わないと、この小さな瓶いっぱいにはならない。
ルールは守りましょうね
竹富島のカイジ浜、西表島の星砂の浜で取り比べをしてみました。
結果は西表島の方が約3倍多く取ることができました。場所を変えて何度か数えてみたのですが西表島の方が断然多い。
竹富島は採取されすぎて少なくなってきているそうです。
売られている星砂は鳩間島産のものが多いそう。鳩間島小中学校では授業で星砂採取があるんだとか。
ビーチによっては砂の持ち出しが禁止されている場所もあります。
ルールを守って採取しましょうね。