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新しい沖縄のおにぎり
最近コンビニでご当地おにぎりを見かけますよね。ご当地おにぎりとは郷土の食材を使ったおにぎりのことで、沖縄で言えばスパムおにぎりや油みそなどのこと。どちらも美味しくて人気ですが、今後の激しいおにぎり社会を生き抜くにはここで満足していてはいけないと思うのです。
ということで、今日は沖縄の食材で新しい沖縄おにぎりを作ってみたいと思います。
おにぎりを作ります
クーブイリチーおにぎり
クーブイリチーとは昆布の炒め煮。沖縄は昆布が取れないのに昆布の消費量が日本一なんだそうですよ。おにぎりとは関係ないですね。
クーブイリチーをおにぎりに包みます
これからたくさん食べるのでご飯は少なめ
ギュッギュッ
ミミガーのピーナッツ和えおにぎり
お米の上に置くとなんだか美味しくなさそうな見た目です
おにぎりを握るごとに水気が多いのでしみ出してきます。
ターウムニーおにぎり
ターウムニーとは田芋と砂糖を混ぜて練った料理です。これは紅芋も入っているためキレイな紫色に。
コントラストは美味しそう。
海ぶどうおにぎり
すでに美味しそう!これは期待できます。
てびちおにぎり
さすがにこのままおにぎりに入れると良い子が泣くと思うので、ちょっとだけ取ります。
美味しそう!!これも期待できそうですね!
じゅーしーおにぎり
じゅうしーおにぎりは既にあるし!と思った方もいると思いますが、違います。
今回はじゅーしーが具。
具!
新沖縄おにぎりができました
ところどころ具材がとびだしてしまってますが、新沖縄おにぎりです。
この中から商品化できそうな具はあるのでしょうか!?
美味しいだろうと予想できるおにぎりから食べていきたいと思います。
クーブイリチーおにぎり
当然美味しい!
おかずとご飯を一緒に食べている状態なので当然美味しいのです。
全国定番の「こんぶおにぎり」を豪華にした感じ。
商品化希望度 ★★★☆☆
美味しいけれど、想定内。そういう意味では商品化するまでのことはない気もします。
てびちおにぎり
続いてはてびちおにぎり。これも先ほどとおなじくおかずとご飯。
美味しさは期待できます。
しかし食べてみると・・・あれ?
なんだろう何かが物足りない。
ごはんに対してお肉が少なかったのかもしれません。
商品化希望度 ★★☆☆☆
残念ながら唐揚げおにぎりの方が美味しい。
海ぶどうおにぎり
てびちは残念でしたが、てびちと同じぐらい見た目で美味しそうなおにぎりがありましたね。
海ぶどうおにぎりです。
海ぶどうがはみ出しているけど
食べてみます。
ッ!・・・こ!・・これは!
うまーーい!!
海ぶどう大正解です!
海ぶどうに塩気があるのでご飯とよく合うし、何より一口ごとにプチプチした食感が楽しい!
商品化希望度 ★★★★★
海ぶどうは冷蔵庫に入れたらしぼむので、商品管理が難しそうですが海ぶどうおにぎりは人気が出ると思います!
じゅーしーおにぎり
層になったらキレイだろうという理由だけでおにぎりにしてみました。
予想通りキレイ
しかし肝心の味はお互いがお互いを打ち消し、なんだかボンヤリした味になってしまいました。
商品化希望度 ★☆☆☆☆
混ぜなくても良い
ミミガーのピーナッツ和えおにぎり
味が濃いのでおにぎりに合うんじゃないかと思って買いましたが、包んでいるときにその予想は間違いだと思っていました。
なにかが染み出したおにぎり
食べてみると
お米が固まらずにパラパラとこぼれるので食べにくい
うーん。これはない。
おにぎりというよりピーナッツです。
商品化希望度 ★☆☆☆☆
食感はお米、味はピーナッツ、ときどきコリコリとした歯ごたえ。自分が何を食べているのか迷う。そんなおにぎりでした。
ターウムニーおにぎり
最後は田芋を使ったターウムニーおにぎり。
正直味は期待できませんが、色のコントラストは魅力的です。
食べてみると、やっぱりない・・・。
甘いわー。ないわー。
しかし、その2秒後に気付いたのです。
これ「おはぎ」や!
おにぎりだと思っていたものが「おはぎ」と気付いた瞬間
商品化希望度 ★★★☆☆
おはぎと思って食べたら結構美味しかったので、ターウムニーおはぎりという名前で売り出したら良いと思います。
おにぎりは世界を救う
ということで新おにぎりでした。
ありは海ぶどうとクーブイリチー、頑張ればターウムニー、という3種類。
しかしどの食材も絶対ないというところまではいかなかったので、ごはんの偉大さを改めて思い知ったのでした。何事もご飯で包めば世の中はもっと良くなるんじゃないでしょうか。
良いことを言ったのかどうかよくわからない感じでこの記事を終わりたいと思います。