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沖縄科学技術大学院大学へ行ってきました
ということで、万年理科少女の私(fukudamegumi)がお送りするマニアックなレポートシリーズ第2弾!
沖縄科学技術大学院大学!!
ちなみに第一弾は「沖縄宇宙通信所(JAXA)」特別公開日でしたよ。
オープンキャンパスだぜ!
数年来にわたって新聞を賑わせ、2012年に第一期の学生が入学した「沖縄科学技術大学院大学」。(名前が長いので以下は大学院大学と表示)。
恩納村にある沖縄科学技術大学院大学
県民にとって、近いよーな、遠いよーな。
微妙に敷居が高いのは、“大学院”というハイレベルな感じと、恩納村の丘の上という別世界感。それになんでも世界中のトップクラスの教授陣が集まってるやら、授業は全部英語やら。これは私たちの日常とは全然関係ないやし。と思ってしまうわけで…。
しかし科学技術と名前がついているからには、やっぱり一度はのぞいてみたいものだと思っていたところ、なんとオープンキャンパスをするというウワサ。
那覇からシャトルバスもでるということだったので、ラッキー!と有頂天で行ってまいりました!
オープンキャンパスというと、その学校に入学を考えている人のために行うのが一般的。
入れるわけもないし良いのかなと考えていたら、こちらのオープンキャンパスはどうやら大学院大学というものを知ってもらうためのもののようです。
プログラムも一般向けどころか子ども向けのものも多数企画されていました。
どこもかしこも大盛況
到着するとまず受付。
なんと記念グッズをもらえましたよー!
こんなにステキなものをもらえると思っていなかったので、最初からテンションあがりまくり。
それについつい闘志がわくスタンプラリーも!
では出発!
といっても、なんだか広いのでよく分かりません。
地図を見てもビルの名前が似てるし、形が変だし、階数も1階2階っていう表示じゃないし、どこへいけばいいのやら。こういう時は人の流れに乗ってみるということで、つらつらと移動。
ながーい廊下の両脇にはさまざまな展示が。SFっぽいなあ~
そして行き着いた先にまっていたのがコレ!
これはなんとエレベーターなのです。
なぜにむき出し?
まあ、カッコいいし、メンテナンスはしやすそう。
エレベーターを降りると、そこも人、人、人
沖縄にこんなにも理科好きがいるのかと、ちょっぴり感動。
それも老若男女!!!!!!
人気の手作り顕微鏡・望遠鏡コーナーはすでに〆切!
ほやです!
頭部の3Dです!
ロボットカーです!
研究室です!
と、見るものすべてに大興奮です。
小腹がすいたら、軽食がとれるように中庭に屋台がいっぱいでていました。
ミニツアーに参加できました
あちこち展示をみてウロウロしていたら「チケット1枚あります。おひとりの方いらっしゃいますか~?」の声。
ミニツアーのキャンセルが出た模様。
即行、「はい!」とチケットをゲットいたしました。
ツアーは「小さな世界のヒカルものたちツアー」
チケットは日本語と英語。小さい子どもでも分かりやすい振り仮名つき。
10程度の少人数グループで、実際の研究者の方から説明を受けるという贅沢なツアー。
こちらのツアーの内容は、細胞などを研究するときに分かりやすくするため、人工的に発光させるというもの。
本当はすごーく専門的なことなんだと思うのですが、分かりやすく説明書やパネルも置いてあって、質問なんかもOK!
こちら線虫を顕微鏡でみるところ。
顕微鏡でみた写真がないのが残念なんですけど、
光っていてとってもきれいでしたよ~!
こちらはその1mmくらいの線虫くんを発光させるために針をさす機械です。
これはショウジョウバエの突然変異体。
一緒に参加している少年がカメラの前に持ってきてくれました。
ありがとう!未来の科学者よ!
何台もの顕微鏡をのぞかせてもらって何人もの教授がそれぞれ説明してくれて、めっちゃ充実で楽しいツアーでした。
いざ大学院大学へ!
さてさて、スタンプラリーもコンプしてこちらのステッカーをいただきました。
今回初めて訪れた沖縄科学技術大学院大学。
なんだかすごい研究が日々行われていて、これが沖縄で研究されているんだと思うとちょっぴり誇らしい気持ちになりました。
大学院大学では学生を募集しております。
われこそはという方は公式サイトもご覧くださいね。
そして入学しないまでも、大学院大学の通常の見学はいつでもできます。
詳しくはこちらをご覧くださいね。ガイド付きもお願いできるようですよ。
キャンパス見学
とても楽しかったので新たな観光スポットにおすすめです。
みなさん、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
沖縄科学技術大学院大学
http://www.oist.jp/ja
沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1