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めくるめくオキナワン・ジョークの世界
オキナワン・ジョークとは
かつて、私にはDEEokinawaができて間もない頃、「イルカの街でイルカをさがす」という記事を書きまして最後に「イルカはいるか?」みたいなダジャレを書いたが為にDEEokinawaでの最初のワースト記事になったという思い出があります。
(わがママ。我が儘なのか我がママなのか。でもこれはオキナワンジョークじゃない)
沖縄にも各所に店名や商品名などダジャレっぽいものは沢山あるのですが(スナック名とかマンション名とか)、今回は「うちなーぐち」「沖縄のモノ」を使ったダジャレを「オキナワンジョーク」と名付けて紹介していこうという試みです。
それでは早速参りましょう。
シーサー系
沖縄方言の「○○さー」という語尾と、沖縄の魔除けである「シーサー」。この二つを掛け合わせたダジャレは最も沢山使われているのではないでしょうか。よく「おいシーサー」とか「たのシーサー」とかありますよね。
「安全運転してほシーサー」
これは旧石垣空港にあった安全運転を促すシーサー。「安全運転して欲しいさー」という沖縄の語尾と「シーサー」が安定のダジャレですね。
「路上喫煙は禁シーサー」
那覇市の国際通りの近辺のポスター。「禁止さー」と「シーサー」。
「カチャーシーサー」
沖縄で盛り上がってきたときの定番の踊り「カチャーシー」とシーサー。だんだん苦しくなってきた。那覇市の公設市場付近にある。
「お願いシーサー」
もうダジャレとして成立していない。
ぬちぐすい
「ぬちぐすい」は「命(ぬち)薬(ぐすい)」。意味的には「癒やされる」的な感じなのでしょうか。おいしいものを食べたときに「ぬちぐすい」とか言ったりもしますよね(主にホーメルのCMで)。
ジュンク堂の隣にある、水の販売店。「ぬちぐすい」と「水(すい)」を引っかけたダジャレになってます。なんかものすごいパワーがありそうな表記ですね「命ぐ水」って。
うり
「うり」はかけ声みたいなもので沖縄では「うり!貸してみ?」みたいな感じで使います。
ゴーヤー=ニガウリで、「うり!!上等シリーズ」。これダジャレを意図していない可能性もあるんですが、わざわざこの品種の「ちゅら瓜」に「うり」というフリガナを振っているので多分ダジャレなんだと思います。
ゴーヤー
ゴーヤーつながりでもう一つ。
これは沖縄県警と教育委員会が作った張り紙らしいのですが
深夜徘徊をなすくための運動が「GO家(ヤー)運動」。家を「ヤー」と読むのも沖縄ならではですし、そこにゴーヤーをかけるところ、なかなかセンスがあると思います。そういえば真栄原の社交街の浄化運動の名前も「Joker運動」だったので、沖縄県警は意外とダジャレ好きなのかもしれません。
スクガラス
続いてスクガラス。
このスクガラス、製品名を「愛子ちゃん」というのですが、スクガラスの原料「スク」は「アイゴ」の稚魚。というわけでアイゴをもじって「愛子ちゃん」なんだと思います…たぶん。
カメーカメー
「カメー」とは「ご飯を食べなさい」という意味。沖縄でご飯を食べると「あれも食べろ、これも食べろ」みたいに沢山ご飯を出されることを「カメーカメー攻撃」と言ったりしています。…でも最近「カメーカメー攻撃」って単語を聞かないんですが「沖縄病」とかと一緒で一過性の言葉だったんですかね?
ちょっと写真が荒いですが、カメの土産物の爪切りが「カメ・カメ攻撃」。もうダジャレとかじゃなくて、強引過ぎる気もします。
はいさい
「こんにちは」的な挨拶で使われる沖縄方言「ハイサイ」
それに引っかけて、このパイは「パイさい!」。このネーミングを考えたときに誰か止めなかったんでしょうか?
ユニオンですから
お菓子つながりでもう一つ。地元の24時間営業スーパーといえば「ユニオン」。台風の日に閉まるか否かで台風の威力を量る、的な使い方もされています(私たちだけかもしれないけど)。キャッチフレーズは「ユニオンですから!」「今あいています!」ですが
「ユニオンでシューから」。まぁシュークリームなんですけど、ここまで突き抜けた名前ってすごいなぁと思います。
以上オキナワンジョーク集でした
というわけで今回は「うちなーぐち」や「沖縄のモノ」を使ったダジャレを集めてみましたが、いかがだったでしょうか?うまいこと言ってるものも、うまいこと言えてないものもありましたが、こうやって記憶に残るのであれば割と成功しているのかもしれません。
上の地図は瀬底島にある「サンフランセソコ(瀬底)」というペンションらしい(DEE読者の方のTwitterで知りました)のですが、こういうダジャレって沖縄各地に散在しているのだと思います。
もしもうまいこと言えてるやつがあったら、是非編集部に教えてくださいね!