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やえせ桜まつりの絵を見て〜2年目〜
沖縄の桜
沖縄の桜は緋寒桜といって花の部分が何重にも重なり雨風にも強い、色が濃い南国の桜。
1月下旬頃から県内のあちこちできれいな花を咲かせています。
民家の軒先でもこんな風に立派に咲いています。
沖縄の桜の名所といえば八重岳、今帰仁城跡などなど主に北部が有名ですが、南部の八重瀬町でも桜まつりライトアップがあります。
やえせ桜まつりライトアップ
昨年は開花が遅く中旬ぐらいまで咲いていた南部の桜。
今年はそろそろ満開かなー?と2月上旬に行ってみると。
満開の時期をすぎてしまった桜。
しまった!
ということで去年の二の舞ですが、今年もやえせ桜まつりからは桜ではなく、灯籠に使われている子どもたちの絵を中心にご紹介させていただきます。
題して「やえせ桜まつりライトアップの桜は散っていたので、子どもたちの絵を見た〜2年目〜」
ピーマン
八重瀬町のピーマンは、肉厚で大きく甘みがあるのが特徴です。町内の小学生にも人気があり、小学校でピーマンの収穫体験やピーマンの歌が作られCD化されるなどピーマンの話題がつきません。
(八重瀬観光ホームページより)
2012年の作品
-
ピーMAN!
怖い
まさしく人気があります!!
-
と、思いきやピーマンぽつん。
侘び寂びがわかる小学生でしょうか。
上記は2012年の作品。今年はどうでしょうか。
2013年の作品
- ダンベルを持って笑うピーマン
- 額に描かれたPがカッコいいです
今年も安定した擬人化ピーマン。強いぞピーマン!これぞやえせッ子です!
しかし今年は違うタイプのピーマンも登場していました。
- ピーマンの上にこびと
- 一部のピーマンがこびと
小学生に人気のこびとはピーマンまで浸食していることがわかりました。
港川人
およそ1万7000年前に存在していたとされている人類。
1967年、沖縄県島尻郡具志頭村港川(現在の八重瀬町字長毛)の海岸に近い石切場で骨が発見された。(wikipediaより)
2012年の作品
-
題は「やえせ」ですが
眼光の鋭さは港川人だと思います。
-
と、思いきや眼光の鋭くない港川人も。
剛毛さは素晴らしいです。
今年はどうでしょうか?
2013年の作品
- 肩から鹿をかつぐ港川人さん。すごい
- 対してこちらは補食される側っぽい。
どれが一番本物に近いのか、港川人に見てほしくなる絵です。
ちなみに子どもの絵ではありませんが、こんな写真もありました。
どうした八重瀬と言わざるを得ません。
謝花昇
沖縄自由民権運動の父と称される人物である。
沖縄県島尻郡東風平町(現在の八重瀬町)出身。東京帝国大学農科大学卒業。沖縄県最初の学士でもある。(wikipediaより)
2012年の作品
-
偉人自ら「いじんです」
と言ってしまうフランクさ。
-
よく見ると謝花昇「くん」
と書かれています。偉人だぞ!
2013年の作品
- タイトルがなかったので、もしかしたら謝花昇さんではないのかもしれませんが、目はどうしてしまったのでしょうか。
- やえせのトマトを手に謝花昇さん。しかし滝廉太郎さんに見えてしまうのは私だけではないはず。
今年はタイトルに謝花さんの名前が入っていない作品が多いので、これが本当に謝花昇さんを描いたものかはわかりません。
こんなのとか。
たぶんこれも謝花さんではあるんですが。
どんな瞬間!?
と思ったらひとつだけ謝花さんの名が入った作品を見つけました。
肝心の謝花さんはいないけど。
私が好きな作品
最後は今年見た中で、わたしが好きな作品をご紹介させていただきます。
タイトルがいい
- 願望!この子が育てたピーマンは絶対美味しいと思う。
- どういう状況かはわかりませんが、ほっこりします。
顔がいい
-
このやる気のない顔。
しかし平和の世ではヒーローはこれでいいのかもしれません。
-
美味しそうな紅芋と嬉しそうな子。
でも一歩間違えたら危ない人の顔です。
ビックダディー
たくさん子どもたちがいるビックダディー。
こちらの子どもたちもいろんな表情をしていてよいですね。
まとめ
ということで、子どもの絵を見てきましたが、他にも秀逸な作品はたくさんあり、絵を見ているだけでとても楽しかったです。
たとえ桜が散っていてもな!
今年も八重瀬の子どもたちの自由な想像力に果てしない可能性を感じてしまいました。
2013年のライトアップは終了していますので、ぜひ来年はみなさんも見に行っていただければと思います!