年始のおきなわワールドで凧をつくる

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いやー。明けました2013年。
昨年も色々ありましたが、今年もDEEokinawaをどうぞ宜しくお願いいたします。

お正月といえば餅だったり、書き初めだったり色々ありますが、洞くつ探検に繰り出したり、ハブ供養に参加したりと以前も色々紹介している「おきなわワールド」さんで沖縄の昔ながらの凧を作ることができる、という話を小耳に挟みまして1月2日に凧造りに行ってきました。やっぱりお正月といえば凧ですよね。

本日はその様子をお届けしようと思います。

 

新年のおきなわワールドのテンションがすごい

1月2日にもかかわらず、おきなわワールドはものすごい沢山人が来てました。

新年ということで、色々と年始企画も催されています。上の写真は「招福 厄除け 大太鼓一本打ち」と「お馬さんで遊ぼう」なる企画。流石に小さな子どもと混ざってお馬さんでは遊べなかったので

今年のDEEokinawaも誰も原稿を落とさないように願いを込めて、大太鼓を一本打ちしておきました。

そして今年はへび年。へび年と言えばやはり、ハブ博物公園でしょう。

こちらにはなんと神社が。

行列の中進んでいくと

ご神体はもちろん蛇。この神社は「巨大白ヘビ神社」だそうです。この神社は12年に一回へび年だけに出現するものらしいのですが、めちゃめちゃしっかりした造りでおきなわワールドの本気度がうかがえます。

他にもおきなわワールド内のハブ博物公園ではへび年にちなんで、「へび年だョ！沖縄のへび全員集合」「世界の大蛇ビックスリー展」だったりどこかで聞いたことのある特設展示が催されてました。

そして1月2日のハブショーは満員御礼！

白ヘビと記念撮影ができるブースもものすごい人の列が。まさに長蛇の列ですね。

他にも地ビールの蔵出しだったり

福岡県にある恋木神社（こいのきじんじゃ）が施設内に出張していたり、なんだか濃いイベントが沢山行われておりました。

 

沖縄の昔ながらの凧をつくる

もうイベント紹介だけでお腹いっぱいになってきたかと思いますが、本題を忘れてはいけません。

今回は凧を作りにきたのでした。

今回はおきなわワールドで販売されているキットを元に「カーブヤー」という凧を作ります。カーブヤーとは沖縄の方言で「コウモリ」のこと。沖縄本島では今ではあまり凧揚げが行われていませんが、昔は旧暦九月九日の重陽の節句で凧揚げが行われていたのだそうです。

宮古・八重山では本島に比べて今でも凧揚げが結構おこなわれているらしいです。

早速、説明を受けながらカーブヤーを作っていきます。

カーブヤー自体は骨が二本というシンプルな作り。割と簡単につくることができます。

へび年なのでとりあえず凧にヘビを書きました。DEEマークとかならよかったんですが、なんか見本がなかったんです。

手順に従って骨を貼り付けて、糸を通して、しっぽをつければ

カーブヤーの完成です！

まぁこれ「よくありがちな凧じゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。そんな方に凧造り会場で展示されてた沖縄の凧をもう一つご紹介しておきます（これは多分体験メニューとかで作れないはず）。

このチョウチョは「フータン」という凧で、まず後ろの大きな凧を飛ばすと風を受けてこのフータンが後ろの凧に接近していきます。

後ろの凧にぶつかると、フータンの羽が閉じて、その衝撃で先端についている紙吹雪が凧の上から舞う、という仕掛け凧なのです。羽が閉じると風を受けなくなるので、フータンは糸を伝って下に下りてくる、という仕組みなのだそうです。これは是非一度飛んでるところを見てみたい！

 

カーブヤーを飛ばしてみよう

せっかく凧を作ったので、実際に凧揚げをしよう

そんなわけでおきなわワールドを後にしてやってきたのは瀬長島。写真ではヘビが上下逆さまなんですけど、上の方で「割と簡単にできる」とか言っておきながら上下逆に骨を貼り付けてました。

1月2日は快晴で凧揚げ日和。早速飛ばしてみましょう。

ここで飛ばなかった的なオチを期待している方には申し訳ないのですが、存外よく飛びました。横で市販のゲイラカイトを飛ばしている子ども達に負けないくらいはよく飛んでます。ほら、新年だし！たまにはいいオチで締めさせてよ！

 

年始のおきなわワールドもアツイ

というわけで、意外と新年企画が盛りだくさんだったので半分くらいおきなわワールドの紹介になってしまいましたが如何だったでしょうか？ちなみに白ヘビ神社は大盛況のため旧正月の2月11日までやっているらしいですよ！初詣にまだ行っていない方は白ヘビ神社で初詣はいかがでしょう。

あと、ハブ酒コーナーで見つけましたが、これ年賀状を作るより先に見ておきたかったです。

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