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ガジュマルの樹液でガムを作る
友人のお母さんが小さい頃にガジュマルからガムを作って食べていたという話を聞きました。
ガジュマルからガム?
友人に作り方を聞いてもらったところ
1.ガジュマルの樹液をとってくる
2.ふかしたお芋に樹液を練り込む
3.芋からガムが取れる
4.量は適当。
というわかったようなわからないような謎の作り方です。
「ガジュマル ガム」で検索してみても
・芋と一緒に練ったあとに、芋を水で洗い流せばできる
・ガジュマルの根を樹液と一緒に叩けばガムのようになる
など、ヒントは載っていても詳細までは見つかりません。
ま、やってみたらどうにかなるような気もします!
ではやってみましょう。
ガジュマルから樹液をとる
事務所の近くの公民館にお願いして、敷地にあったガジュマルから樹液を取らせていただくことに。
立派なガジュマルです。
失礼します。
どれだけ採取すれば良いかわからないものの、ひとまずスプーン大さじ3杯ほどの樹液を採取いたしました。
芋と練る
続いてガジュマルの樹液を芋に練り込む作業です。
ふかしたお芋さん。
このまま練り込むことはできないのでお芋はつぶした方がよいのでしょう。
とりあえず丸めてみました。
そして樹液を練りこむ?
とりあえずお芋さんに樹液を漬けてみます。
なんだろう。そこはかとなく不安。
もう一度作り方を聞こうと友人に電話してみましたが、出ません。
このままいくしかないです。
練り込んでみました。
これがガムに・・・?ビチャビチャやねん。
しかし丸めたり、練ったりするうちに若干ですが粘り気が出てきたような気がします。
もっと練ればいいのでしょうか。
練って練って。
これ以上は変化がなさそうなので、1時間ほど冷蔵庫で寝かしてみます。
1時間後。
先ほどと特に変化がありません。
これがガムに?
本当にガムになるのか?
では最終段階です。
わたしが集めた情報では、これを水で洗うとでんぷん質が流されてガムが残るはずです。
水で洗ってみます。
すぐにホロホロと周りの膜が取れていきます。
おおお!これがガムの元なのか!
もっと洗ってみましょう。
これがガムに!
ガムに!!
・・・。
え?
ええ?!
なくなった!!
洗っていくとガムの元のようなものは、だんだんと小さくなり、最後には粉々に水に溶けてなくなってしまいまったのです。
ショック!!
ガジュマルでガム作り失敗です!
手探りのままはじめたガム作りは、核心に触れることなく消えてしまいましたとさ。
たまにはこんなこともありますよね。
しかし悔しい。
ということで、必ずやリベンジすることをここに誓います。ガムバルぞ!