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【ご当地門松】The 門瓜
今年も残すところあと2週間。そろそろ年賀状や年末年始の準備を始める方もいるのではないでしょうか。
DEEokinawaは、来週25日の更新で冬休みに入るため、正月っぽい記事を今のうちに出しておこうかと。
先週はクリスマス関連の記事も多かったので。
そこで考えたのが門松。どうにかしてみようと思います。
クリスマス用品に紛れて売っていたミニ門松
そもそも門松とは、
門松(かどまつ)、正月に家の門の前などに立てられる一対になった松や竹の正月飾りのこと。松飾りとも。
古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがある。地域の言い伝えにより松を使わない所もある。
新年に松を家に持ち帰る習慣は平安時代に始まり、室町時代に現在のように玄関の飾りとする様式が決まったと言われる。
- Wikipedia
地域によって使うものも様々。中には松を使用しない門松もあるそうです。
よく登場する食材
ということで今回はコチラのものを使って沖縄っぽいご当地門松を作ってみたいと思います。
土台作り
門松の土台は、わらとか竹で作られていることが多い。
それっぽく見える物を探して見つけたのは、沖縄伝統のくるま麸。
人生初。くるま麩を縫う
針と糸を使い、くるま麸を縫いあわせていく。強く引っ張ると麸が切れてしまうのでなかなか難しい。
麸の粉が家中に
器等に合わせて固定し完成。
竹の代わりに瓜
門松で一番目立つ部分は中心にある3本の竹。この竹の部分をゴーヤーにしてみようと思う。
竹の切り方は2種類あって、斜めに切られているのが「そぎ」。真っ直ぐ切ったのが「寸胴」と呼ばれている。
切ったゴーヤーのわたをくり抜く。ご当地ハロウィンでも使ったグレープフルーツナイフが便利。
先ほど作った麸の土台と合わせるとあら不思議。もう門松っぽい。
これだけだと寂しいのでもう少し飾り付けしたいと思う。
松の代わりにハンダマ
門松は、竹の周りに松の枝や葉牡丹、南天、熊手などが飾られている。
ここでは代わりにハンダマを使ってみようと思う。表の緑と裏の紫がキレイな野菜。
↓
紫色が入ることで門松っぽさが無くなってしまったかもしれない。
色付け
門松や正月飾りでは、梅や南天がアクセントになっていることも多い。
南天の代わりに探していたのは島とうがらし。しかし季節外れなのか売っていませんでした。
そこで思いついたのは着色してしまうこと。まんじゅう協賛のため食紅は豊富に揃っている。
用意したのは枝っぽいし着色しやすそうな「そうめん」。
うめーしっぽい
このそうめんを飾りつけて完成したのがこちら。
良いお年を
ご当地門松 門瓜
赤が入ると正月っぽくなったような。なかなか可愛く出来たと思う。が欠点もある。
設置して1日2日しか持たない。
門松の設置は13日 - 28日が多く、クリスマスを避けて設置される場合もある。12月29日に飾るのは「二重苦」、さらに9の末日でもあるので「苦待つ」に通じるとされ、「苦松」といって忌む。また12月31日に飾るのは「一夜飾り」「一日飾り」といって神をおろそかにするということから、それぞれ避けることとされている。
7日までを「松の内」といい、お正月の松飾りをつけておく期間となり、 6日の夕方や翌7日に片づける場合が多い。 しかし、地域によっては1月15日の小正月まで飾るなど、さまざまである。-wikipedia
これらの材料、すべてチャンプルー料理に使える食材。飾り終えたら食べてしまうことができる。
注文すれば山月さんが食品サンプルで作ってくれるかもしれません。飲食店に飾ってあったら可愛いかもね。
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ということで少し早いですが私の年内更新は今回で終了です。今年の後半は、まもるくんになったり、禁断の全身タイツを着たりと、たろう路線に傾いてきた年でした。
今後もそこそこ体を張ろうと思いますので、来年もよろしくお願い致します。