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ジーマミー豆腐に合うタレはなんだ?
沖縄の郷土料理のひとつにジーマミー豆腐(じーまーみー豆腐)があります。
ジーマーミ豆腐(じーまーみどうふ)は、落花生(ピーナッツ)を使った沖縄県の郷土料理。ジーマーミ(漢字では「地豆」)は琉球語で落花生を意味し、地域によってジーマミー(ヂーマミー)などとも言う。- wikipediaより
ジーマミー豆腐は、一晩水に浸けたピーナッツをすり潰して絞りだしたピーナッツ豆乳を、タピオカやくず粉と混ぜて味付けし、煮たものを冷やし固めたもの。豆腐の作り方とほぼ一緒。違うのは大豆がピーナッツ、海水(にがり)がタピオカ(くず粉)。
ジーマミー豆腐ネタはmiooonが記事にしてましたね。
・ジーマミー豆腐を他の豆で作ってみる
ランチパックにしてしまった記事もあります。
・うちなーむんでつくる「ランチパック」
先日、宮古島へ行ったのですが、取材先で自家製ジーマミー豆腐をいただきました。
そこで「これかけて食べて」って言われて出てきたものが・・・
な、なんだってー
うなぎのタレ...!
まさか合うはずが無いと思いながら疑って食べましたが、美味い。
なにこれ美味しい。黒蜜をかけたかのような味に。信玄餅や葛餅な感じ。
これは他のタレでもイケるんじゃないか...?
そう、いつもの実験です
用意したたれは甘いものから酸っぱいものまでの7種類。
うなぎのたれの原材料は、しょう油と砂糖。用意したものの中でしょう油と砂糖が使われているのは4つ。
これらの甘しょっぱいたれは、ジーマミー豆腐に合うのではないだろうか。
いま一度ウナギのタレを試す
現地で食べるから美味しいってことあるじゃないですか。
そんな錯覚だったのかと思い再度挑戦。
★★★★★
やっぱり美味しい。添付のタレ同様、醤油と砂糖が合うのかもしれない。多めにかけた方が良い。
もずくのたれ(シークワーサー味)
もずくのたれ。酢が入っていて少し甘酸っぱいのだが。酸味が少ないポン酢みたいな味。
★★☆☆☆
合わなくはないが、甘みと酸味がまったく別方向に向かっている。酸味抑えめなタレなのだが、甘いものにかけると酸味が際立つ。
嫌いじゃないが二口くらいで満足。
焼肉のたれ(甘口)
焼肉のたれ(甘口)。原材料は醤油と砂糖など。
★☆☆☆☆
甘めのたれが意外と合うと思ったのだがダメ。甘すぎるし味が濃い。焼肉のたれは肉にしか合わないと思った。
焼肉のたれ(塩ダレ)
塩味のスイーツも多いので焼肉の塩ダレも合うのではないだろうか。
★★☆☆☆
原材料に玉ねぎ、ニンニク、レモンと表記されていて合うはずがないと思ったが、レモンの酸味が合う。が、後味でやってくる、玉ねぎ・ニンニクはまったく合わない。
ハチミツ
タレでは無いが、はちみつは甘いジーマミー豆腐に合うのではないだろうか。
★★★☆☆
なんだろう。薬っぽい味になってしまった。合わなくはないんだけど、べらぼうに美味しいわけではない。期待していただけに残念。
A1ソース
いつかの実験で使い冷蔵庫の肥やしになっていたA1ソース。もしや合うのでは?と思い、かけてみる。
☆☆☆☆☆
もうありえない。わかっていたけどここまで合わないとは。酸っぱい。とにかく酸っぱい。むせます。ジーマミーがソースの酸味をより際立たせている。
納豆のたれ
納豆についてくるたれ。しょう油、砂糖、かつお節が使われている。この甘いたれは合うのではないだろうか。
★★★★★
合う。個人的にはこれが一番美味しいと思った。かけてすぐ食べるより、少しおいてから食べると、ジーマミー豆腐が馴染んで染みて食べやすくなる。
そんなに食べないけど
と、いろいろなタレをジーマミー豆腐にかけて食べてみました。
やはりしょう油と砂糖で煮詰めたタレは間違いない美味しさに。
意外と合うのは柑橘系の酸味。弱めの酸味なら美味しく食べることができます(個人比)。
残念だったのはハチミツ。絶対に美味しいだろうと思っていたのに薬っぽい味になる。メープルシロップなら美味しいかもしれない。焼肉のタレやA1ソースはオススメしません。
たまに食べたくなるジーマミー豆腐。どちらかというとデザート感覚で食べたほうが美味しい。
多くの量は食べられないし、飽きてしまう。
そんなときいつもと違うタレをかけて食べてみてください。あらたな発見があるかもしれません。