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『通り』を歩く vol.1
沖縄に数多く残る昔ながらの商店街や社交街。表通りから一本入るとそこは独特の雰囲気があります。
ちょっとディープな沖縄の『通り』を歩いてみたいと思います。
今回歩いたのはうるま市石川。
先日、USレストランの取材に行ったとき気になった、石川白浜地区にある通り。石川社交街。
昔は米兵相手のAサイン店も多く賑わっていたそうですが、今では怪しい雰囲気のスナックが立ち並ぶ通りに。
石川社交街は国道329号線を挟んで東西に2本づつ、計4本の通りがあります。
左上は宮森小学校。米軍機の墜落事故はこんな町中でおきたのですね。
せっかくなので、DEEスナック看板ライブラリーに載せられるような看板も探しつつブラブラと歩いてみましょう。
サンダンカ通り
329号線から斜めに抜ける道がサンダンカ通り。
夜になると看板に灯りが点って独特の雰囲気に。
昼間なので営業している店は無いと思ったのですが、お店に人の気配がある。
古いアパートの奥にもスナックらしきお店が数店。黄色い看板のスナックは怪しさが増す気がするのは私だけでしょうか。
サンダンカ通りの終わりにある飲食店。大きく書かれた坦々麺 ¥600(よくみると誤字だけど)。左の看板には¥660円とある。PM7時営業と書いてあったけど、開く時間なのか閉まる時間なのか。
うりずん通り
うりずん通りは、サンダンカ通りのとなりにある。大通りからは見えないのであまり知られていないそうだ。
夜は独特な雰囲気。そんな通りを小学生が普通に歩いていた。
329号線からうりずん通りへの途中にあった気になるお店「おでん ひかり」。黄色い看板がスナックっぽいがおでん屋さんなのでしょうか。「ふぅちばーじゅうしー」の文字がとても気になる。フーチバージューシー推しのお店は少ないのでは。
ドラゴンフルーツが生えているお店はスナック。入り口が鉄格子で守られている。
うりずん通りは奥でサンダンカ通りと繋がっていました。うりずん通りはお店が少なく住居が多かった。
ハイビスカス通り
329号線から東へ伸びるハイビスカス通り。
ネオンが怪しい。
かりんだ。寿司・おでん・ジューシー。ここも看板にジューシー。石川はジューシーのお店が多いのだろうか。
かなさんどー。愛しいよーとか愛してるよーみたいな感じ。
道の駅糸満で「しかまサンド」という名物サンドが売っている。方言の「しかます」とかけたもの。「しかます」は「ビックリ」みたいな意味。しかまさんけーとかよく耳にする。いわゆるビックリサンド。
この看板を見て、そのうち「かなサンド」という商品が出てくるのではないかと思った。
リバーストーン通り
ハイビスカス通りの隣にあるのがリバーストーン通り。リバー(川)ストーン(石)で石川にかけていると思われる。
4本の通りの中ではメイン通りのはず。お店の数も多い。
リバーストーンのゲートはまだ新しい。作り直したのだろうか。
スナック朝花。「再開しましょう」と書いてあるが店名なのだろうか。
歩いたのは14時くらい。まさかの営業中。
入口ドアの貼り紙には「当店は掛け売りお断りします。またとない一日を大事に楽しくすごすよう願ってます」と書いてある。
ちなみに営業時間は朝5時から夕方6時まで。この辺りにいれば、24時間飲み続けることができるということになりますね。
こちらのお店は朝6時オープン。もちろん営業中だけど一人で入る勇気がありませんでした。ごめんなさい。
ナイトインコマチ。スナックビル。
リバーストーンヒル。この通りのメインビルだと思われる。
多種多様なお店が入居している。
まだまだ通りはたくさんある
歩いたのは昼なのに、何ともいえない雰囲気があった石川社交街の4通り。
朝から営業しているスナックがあったり、ジューシー推しのお店が多かったりとなかなかディープな通りでした。
この雰囲気を活かして、映画やドラマのロケで使われることもあるらしいです。
みなさんの気になる『通り』があったら教えてくださいませ。