- DEEokinawaトップ
- 特集
- この夏行きたいやんばるあたりの滝めぐり
この夏行きたいやんばるあたりの滝めぐり
いやー梅雨も明けて沖縄もすっかり夏めいて来ました。
沖縄の夏といえばやっぱり海だと思うのですが、海ってほら塩辛くてベタベタするじゃないですか。
…まぁそれは偏見なんですが、海もいいけど淡水で川遊びっていうのも夏はいいのではないかと思います。沖縄はあまり高い山がないので、清流だったり滝だったりというものがあまり無いのですが、今回はやんばるあたりの滝にスポットをあててご紹介していこうと思います。
ター滝(大宜味村)
某テレビ番組で紹介されて以来、大人気の「ター滝」。ツアーなんかもあるみたいです。ター滝についてはmycoが「行ってきター滝」という記事で詳しく紹介しているのでそちらを参照ください。
ター滝へ行くには車を停めるところからかなり歩く必要がありますが、ター滝も下流の川もかなりキレイで川遊びにはもってこいだと思います。ただ、2010年には水難事故も起きているらしいので飛び込みだったり、深みにはまったりしないように足の届く範囲で充分注意してくださいね。
タナガーグムイ(国頭村)
続いて国頭村の安田集落付近にあるタナガーグムイ。タナガーはテナガエビのことで、グムイは淵とか滝壺みたいな意味です。つまりテナガエビのいる淵みたいなことですね。「タナガーグムイの植物群落」という看板を目指すと行き着けます。
割と人も多くて、池に飛び込む用のターザンロープみたいなものもあるんですが池自体はかなり深い(底が見えない)のでター滝同様、泳ぐ方は充分注意してください。
(2012/07/18 11:52追記)読者の方からご指摘を受けましたが遊泳禁止なのではとのこと。詳しく知っている方がいたら教えてください!
シーゾーグムイ(東村)
東村の高江集落から入っていったところにあるシーゾーグムイ。「シーゾー」とは製材所のことで昔はどこかに製材所があったのだとか。ここにも小さな滝がどこかにあるらしいのですが見つかりませんでした。
ここはグムイというよりも浅い川みたいな感じですので、わりと安全に水遊びができそうです。
水がたまったところにはイモリがいたりします。
人も全くいないので結構ステキスポットなのですが、いかんせん全然看板とかもないのでわかりにくいです。高江集落あたりで人に場所を聞いてみた方がいいかもしれません。
アガサ滝(大宜味村)
大宜味村の58号線沿いの平南橋から曲がってちょっと行ったところにある滝です。
国道から近場にある割には結構水量もあって大きな滝ですが、すぐ下流は全然流れのない用水路みたいな感じですので滝まわりくらいでしか遊べなさそうですが、そこそこ壮観です。
取水口みたいなものがあるので農業用水とかに使われているのかもしれません。この滝に行ったときは誰も居なかったのですがマイナーなのか、水遊びにあんまり適してないのかはよく分かりませんでした。
喜如嘉七滝(大宜味村)
大宜味村の喜如嘉集落から山側に入ったところにある「喜如嘉七滝」。七滝といっても七つ滝があるわけではなく、下に落ちるまでに7回流れが変わるために七滝と呼ばれているそう。
喜如嘉七滝は水もキレイなんですが、七滝自体が拝所みたいな感じになってますので川遊びとかには適しません。しかし、森深い場所にある滝で眺めているだけでも何だか爽やかな感じなので行ったことがない方は行ってみたらよいと思います。
親川滝(大宜味村)
親川(ウェーガー)滝は道の駅大宜見の隣にある滝。最も行きやすいと思われる滝ですが
入れる場所は限られているので、水遊びをするには物足りないかもしれません。ちなみにこの滝は「沖縄に「癒やし」はあるのか」でも行ったところです。
この夏は滝を巡ってみてはどうでしょう?
以上沖縄の滝のご紹介でした。他にも有名どころでいえば、国頭村の「比地大滝」、名護市の「轟の滝」や「真喜屋滝(普久川滝)」などが沖縄県北部にあるようです。
もう海は飽きた!とか沖縄に毎回観光に来るけどもう見るところがない!という方はこの夏、やんばるの自然を満喫しつつ滝を巡ってみてはいかがでしょうか?因みに前にも言ったのですが、僕は泳げないので滝に行っても水際くらいしか滝を満喫することができません。そろそろ顔を水に躊躇なくつけられるように特訓しようと思います。
最後に蛇足ではありますが滝を巡る際は、ゴミを持ち帰るといったマナーを守るのと、事故に充分気をつけて楽しんでくださいね!