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太陽熱で作るぬーやるバーガー
日陰でも40度近い
いやー毎日毎日暑いですね。那覇でも33度を超える日が多く、ビールが美味しいです。
さて、昨年の夏に『車で鉄板焼きはできるのか』という記事を書いたところ、次回はぜひ車内で!というコメントがありました。
ということで、今年は炎天下に置かれた車のダッシュボード上で調理はできるのか?の実験を行なってみようと思います。
どれだけ暑いかを温度計で見せたかったのですが、100円均一で売っていた温度計は50度まで。買ってきて20分くらいで壊れてしまった。恐るべし炎天下に放置した車内の温度。
12時から余熱中
ぬーやるバーガー
前回、車のボディで焼いたのは肉と卵。今回はぬーやるバーガー(っぽいもの)を作ってみましょう。
ぬーやるバーガー350円
ぬーやるバーガーとは、Jefが販売するゴーヤー卵焼きとポークが挟んである沖縄ご当地ハンバーガー。
ゴマがたっぷり付いたバンズに挟まれた、卵焼きとポークにマヨネーズソースが合う一品。たまに無性に食べたくなります。
卵と合わせる
焼く
では車内の温度が上がったところで焼いていきます。フライパンは素手で触れないくらい熱くなっています。
今回はバンズも焼いてみようと思います。焼くというか温める感じでしょうか。
メインのパティは焼くだけのものを使用。しかし、ぬーやるバーガーにはパティは入っていません。
最近販売されているスペシャルゴーヤーバーガーは、ゴーヤー卵焼きとパティが入っています(ポークは入っていない)。
ポークも焼いてみる
これで準備は完了。あとは太陽熱と車内の温度に頑張ってもらうだけ。材料をフライパンに乗せて写真を撮る、ほんの10分くらいでTシャツはびしょびしょ。車内の温度ハンパじゃないです。
ただただ待つ
13時、焼き始め。
太陽光を有効に使うため、サンシェードをレフ代わりに。これがどれだけ効果があるかわからないけど。
卵の白身に変化が。少しづつ固まり始めてる(気がする)
約20分後
パティに変化あり
20分くらい過ぎたあたりで、パティから水分と脂が出始める。
これって焼けてるんじゃ?
約1時間後
焼き色が付いた!
焼き始めてから1時間ちょっと。表面になんとなく焼き色がついてきました。
で、車内がものすごくハンバーガー屋さんの匂いがします。
ひっくり返す
約1時間20分後
脂でギトギト
表面に焼き色がついてきたのでひっ繰り返します。
パティから脂がにじみ出てきている!
...2時間後
開始から約2時間経過した15時過ぎ。
陽は傾き始めましたが日差しはまだまだ強烈。この時間帯の日差しが一番キツイかもしれない。とにかく暑い。
具を挟む
あとはバンズに具を挟むだけ。
チーズは余熱で十分溶ける。
ポークを乗せる
完成した
太陽熱のみで作った、ぬーやるバーガー(っぽいもの)が完成しました。恐る恐る試食を(肉と卵はちょっと怖い)。
結構立派にできた
ということで、今年の太陽熱を利用した実験は成功してしまいました。
パンがカチカチになってしまったのが悔やまれるところ。
食べごろは太陽熱で10分くらい。表面はカリカリ、中はフワフワになります。
この厚さのパティ(ハンバーグ)なら2時間くらいで焼くことができます。
もう少し薄く作れば1時間くらいで焼くことができるはず。
ポークは問題なく焼けた。カリカリとまではいかなかったが、表面シャリシャリまでにはなったと思う。
やはり卵を焼くことは難しい。昨年みたいな乾燥した卵焼きになってしまった。中途半端に焼けてしまって生卵の味が残る何とも微妙な味。ラップをかけて焼けば乾燥することを防げるかもしれない。
今回のまとめ:太陽熱だけを使った車内で焼くことができた。
海に来たけど、どうしてもビーチパーティーっぽいことがしたいけど火がない!って人はお試しください。
僕は大丈夫でしたよ(お腹とか)。