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siriはどこまで沖縄苗字を理解してくれるのか
iPhone Siriが日本語対応
最近沖縄でもiPhoneを持っている人を結構見かけるようになりました。iPhoneでは「Siri」という音声アシスタントがついていて(ただしPhone4sという機種のみ)音声でメールを読み上げたり、天気を調べたり、という事ができるようになりました。
上の動画みたいな感じですね。これは結構すごいのではないでしょうか。
そして、このSiriでは音声で
「私のことを○○と呼んで」
と言うと、呼び名を変更してくれるという機能がついているのです。これはこれですごい機能なのですが、いったいどこまで呼び名を認識してくれるのか気になる所ではないでしょうか?特に沖縄の苗字は独特なものが多く、内地出身者からしたら難読なものが多いと思います。
というわけで今回は「Siriはどこまで沖縄苗字を理解してくれるのか」を検証してみました。
第1回 沖縄Siri相撲大会
Siriはどこまで沖縄苗字を理解してくれるのかを単純に検証するだけでは面白くない…そんな想いから今回は対決形式でお送りしたいと思います。
あらかじめ難しそうな読みの沖縄苗字を印刷しておいて、これをくじ引きしてその名前をSiriに呼んでもらいます。3回勝負でよりSiriに呼んでもらえた方が勝ちというルールでいきましょう。
1回戦
私が先攻です。引いた苗字は「与那嶺(よなみね)」。
「与那嶺」さんの認識に成功!
miooonの一回目は「根路銘(ねろめ)」。
根路銘→「ねろうね」
というわけで1回戦は私が奪取です。Siriの認識率は意外に悪くなく、沖縄の苗字でも認識してくれる模様。あとは滑舌の問題なのかもしれません。
二回戦
二回戦で私が引いたのは「手登根(てどこん)」。関係ないけど大学時代に宮古の伊良部島で「手登根商店」ってお店がありました。
手登根→「けど今」 何一つ合ってない…。
miooonの二回目は「瀬良垣(せらがき)」。瀬良垣ビーチというビーチもありますね。
「瀬良垣」さんの認識に成功!
二回戦はmiooonが奪取。1対1になりました。
3回戦
3回戦目。私が引いたのは「祖堅(そけん)」。これはなんか行けそうな気がします。
祖堅→「創建」…おしい。
miooonは「和宇慶(わうけ)」。和宇慶という地名は前にmycoが地名しりとりで行ったことがあります。
和宇慶→「わんけ」
これも惜しいけど、そもそも「わんけ」って何?
というわけで1-1のまま3回戦が終了してしまいました。
サドンデス対決
1-1なので、これからはサドンデスに入ります。どちらかがsiriに認識してもらえずに、もう一方が認識に成功した時点で勝利確定としましょう。
私の苗字は「東江(あがりえ)」。これは行けるはず!
これは難なく成功!
miooonの苗字は「喜友名(きゆな)」。これは結構難しいかも。
喜友名はまさかの成功!
続いての私の苗字は「喜屋武(きゃん)」。これはどうだろうか…?
これまでに無い拒絶のされ方…。
続いてmiooonは志喜屋(しきや)。これが認識成功だとmiooonの勝ちに。
志喜屋の認識に成功!
ということで「第一回沖縄siri相撲大会」はmiooonの勝利!
大会を終えて
そんなわけで「第一回沖縄siri相撲大会」をお届けしました。こうしてみるとsiriは意外ときちんと沖縄苗字でも認識してくれることがわかりますね。
他にも仲村渠(なかんだかり)だったり、板良敷(いたらしき)だったり、沖縄でも結構珍しい苗字まで認識してくれるみたいです。
その一方で、「喜屋武(きゃん)」だけは何度やっても「ちゃんとよんで」「起案とよんで」「父ちゃんとよんで」など全く理解ができていない模様。DEEの読者の方で「喜屋武」と呼ばせる事ができた方は是非教えてください!