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【さんばの日】もしもさんばを知らなかったら
3月8日は「さんばの日」。
さんば(三板)
三線の音楽に合わせてカスタネットのように鳴らす楽器ですね。
今ではすっかりさんばってこの楽器のことだなーと思うのですが、沖縄に来た当初はどんな楽器か知りませんでした。
むしろ最初に耳だけでさんばと聞いたときはサンマ!?だと思ったぐらい。
今日はこの間違いのまま「サンマ」で「さんば」を作ってみたいと思います。
サンマでさんば
サンマです。
さんばは三枚の板をカチャカチャと鳴らす楽器のため、ここでもサンマを3本用意します。
指にかける部分に紐(かんぴょう)を通していきましょう。
1本通りました。
閲覧注意か。
3本通りました。
血がコワい。
さんばならぬサンマ
以外とこんな楽器ありそうです!
では、さんばとサンマの違いを比べてみましょう。
本物のさんば(myco:左)とサンマ(私:右)
さんばを持って来てと言われて間違ってサンマを持って来てしまったの図。
よく考えると楽器のわけがない。
さんばとサンマの間違いは語感では近いですが実際はまるで違います。
勘違いしたままじゃなくて良かった!
サバでさんば
さて、私はサンマと間違いましたが、東北の人はきっとこう間違えると思うのです。
「え、サんバ?」
これもやってみましょう。
1本ではさすがに楽器ぽくないので切り身を用意してみました。
完成
沖縄の人はサんバを楽器にするだべか!?
さんばっぽい。
本物のさんばと一緒に踊ってもあまり違和感がありません。
でも当たり前ですが音がまったくしないのです。
ぺちゃぺちゃと鳴る
やはり語感だけでは無理があるのですね。
ちんすこうでさんば
そのとき私は見つけた。
ジェンガで余ったであろうちんすこうを。
これってさんばになるんじゃないか?
すぐさま紐を通して
できた!
今までで一番さんばっぽい。
音も聞こえます
カスカスといった乾いた音
ではさんばちんすこうを打ち鳴らし踊ってみましょう。
イヤササ〜!
ちんすこうはジェンガにもなるし、さんばにもなる!
まとめ
さて、勢いでここまで書きましたが、着地点がまったく見つかりません。
でもサンマやサバを持って踊ったのは楽しかったので良いことにします。
みなさんも1年に1度の「さんばの日」をお楽しみくださいませ!
最後に。
これだ!と思ったちんすこうさんばはその後数分で折れました。
しょぼーん。