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協賛まんじゅうができるまで
まんじゅう協賛いただいたみなさま、ありがとうございます。この場を借りていま一度お礼を。
いただいた協賛金はDEEokinawa運営資金として有効に使わせていただいております。
特集記事とは別に「やってみた」というカテゴリがあるのですが、その中で、あのまんじゅうを大量に作ってみた。という記事があります。これが協賛まんじゅうができる始まりだったのかもしれません。
ちなみに今年のDEE年賀状でも、編集部全員でまんじゅうになっています。わかりにくいってよく言われますけど。
今見ても我ながらよく作ったなと思う。
今まで完成品だけを公開していたので、「協賛まんじゅうってどうやって作ってるの?」「あれPhotoshopとかでチョチョイなんじゃないの?」とよく言われるので、安心して協賛していただけるよう、今回は協賛まんじゅう製作の流れを紹介します。
おおまかな流れとしては、
協賛フォームから申し込み
↓
ご入金の確認
↓
まんじゅうに書く文字やロゴを決める。
↓
製作、撮影
↓
公開
↓
食べる(主に朝食かおやつに)
といった感じ。申し込みから公開まで、短い時で1週間。長い時で1ヶ月半くらい(アバウトすぎる)。
では、まんじゅう製作に取り掛かりましょう。
まんじゅう作り
入金の確認が取れて、まんじゅうに書く文字やロゴが決まったら製作に入ります。
使うのはこちら。
沖縄製粉の羽衣。
みなさんご存知の羽衣。沖縄で小麦粉といえばコレですよね。やっぱり沖縄のものがいいだろうってことで羽衣を使っています。
小麦粉2カップ半から、まんじゅうが3個から5個くらい作れます。対して水は200mlくらい。水分量は固さによって調整します。
もうひとつ忘れてはならないものはコレ。
ドライイーストとベーキングパウダー。
最近ドライイーストも使い始めました。
初期のころはベーキングパウダーだけ使っていたのですが、思ったよりも膨らまない。色が黄色っぽくなる。食感が固くなる気がする。独特の匂いがする。ということでドライイーストも使ってます。
ドライイーストを使い始めてからは、蒸しあがったときにあまり割れなくなりました。最初に作った協賛まんじゅうは割れています...。割れたまま掲載しているまんじゅうは、時間があるときにでも作り直そうと思っています!
丸くまとめる。ツルンとしてて気持ちいい。
こねて丸くまとめた生地は、発酵させるため15分から30分休ませます。
一緒に休んでもイイと思います。ピスタチオ美味しい。
20分後。
休ませた生地はすごい膨らむ!そしてフワッフワで温かい。
2カップ半の小麦粉から作れるのは、大きさ的に5個が限界。これ以上多くすると一口サイズになってしまう。
なので一度に作れるのは5個まで。
今回は3名の方からご協賛いただいたので3つ作ります。
以前は中に粒あんを入れていたのですが、ドライイーストを使い始めてからは粒あんを使わなくなりました。
なぜかというと、粒あんを入れなくても美味しいから。パンみたいな味なので、何も入っていなくても美味しい。(一人で食べていたので太る)
粒あん、甘いんですよね。
丸くして休ませて生地をいよいよ蒸していきます。
大きさによって変わりますが、蒸す時間は10分くらい。竹の蒸篭で蒸していきます。
蒸篭は3段まであるので大口での協賛にも対応可能ですぞ!
ふんわりと蒸しあがった!ドライイースト使っているのでパンみたいな香りが。
これはまんじゅうなのか、パンなのかわかりませんが細かい突っ込みは無しでお願いします。
粗熱がとれたらいよいよ筆入れです。
筆入れ
蒸しあがって粗熱がとれたまんじゅうに筆入れしていきます。
何で描くかというと、食べられるように食紅を使います。
そろそろ筆を買い替えたい。
食紅は、赤・青・黄・緑の4色。これ以外の色はうまく混ぜ合わせて作ります。
ご存知かとは思いますが、まんじゅう協賛には松竹梅の3種類あります。
松プランは文字のみで赤1色(ロゴは不可)これは本家が赤一色なので。
竹プランはロゴや文字で、複数色使用(再現できない色もあります。パステルカラーなどは不可)
梅プランは...いよいよ近日公開予定!もう少しお待ち下さいませ!
松竹梅って松が最上級だと思っていたのですが、Wikipediaによると、
等級の呼称。松を最上級とし、次いで竹、梅とする場合が多いが、梅を最上級とする場合もある。なお、前述した瑞祥としての松、竹、梅には明確な優劣があるわけではない。
だそうです。DEEでは梅を最上級プランとしています。
描く図案は、実寸大の大きさにして紙にプリントアウトします。こうすると見ながら描きやすいです。
※以下、集中しているので描いている姿はありません。
まず大枠を描く。
いろいろなロゴがありますが、白抜き文字はバランスがムズカシイです。
白い食紅があれば簡単に描けるのですけどね。
バランスを見ながら白抜きのフチを描く。
白抜き文字のフチさえ描ければあとは塗っていくだけ。
個人的に一番難しいと思うのは文字メインのロゴ。
フォントのバランスが崩れると修正不可能。
最初は細筆で下書きしてから徐々に太く整形していきます。
複雑なロゴはかなり集中するのでよく覚えていません。
これも細筆で下書きしてから太くする。
ロゴは、薄めた黄色で下書きしてから色を付けていくこともあります。
間違えても消すことができないので、失敗したらその場で食べてしまうことも。そして粉から作り直し。
無事に描き終わったら月桃の上に置いて撮影します。
あのまんじゅうは月桃に包まれているので用意します(買うか抜いてくるか)。
そして公開して終了です!
公開したまんじゅうは温めなおして、バター付けたり粒あん付けたりして食べます。
ご協賛お待ちしております
以上が協賛まんじゅうができるまでの流れ。
忠実に再現しようと努力はしているのですが、ひとつづつ手作りなので小さくて描けない文字があったり、色が違ってしまったり。
この辺りは多めに見てくださいね。
個人・法人関係なく、どなたでもご協賛いただけますので、「仕方ねえ、応援してやるか!」という方はぜひよろしくお願い致します!
長いこと謎だった梅プランも近日公開予定です!こちらもお楽しみに!