- DEEokinawaトップ
- 特集
- 【沖縄 地名しりとり】志真志
【沖縄 地名しりとり】志真志
前回、那覇市の中心地である牧志(まきし)からmiooonがお送りした沖縄地名しりとり。
『ロマン書房』が強烈すぎてなんかすべて持っていかれた気もしますが。
今回は「し」からはじまる地名ということで、琉球大学のおひざもと、宜野湾市の志真志(しまし)を取り上げてみます。
ちなみに琉大の敷地は西原町と宜野湾市と中城村の三市町にまたがっています。
琉大周辺は学生アパートの宝庫
琉大西口北口の前は志真志二丁目。
この付近一帯は、安い・狭い・ボロいと三拍子揃ういわゆる学生アパートが多いのが特徴。
家賃相場はだいたい3万円ぐらいでしょうか。
志真志全図。一丁目から四丁目まであります。
このコンクリートづくりの建物がいかにも沖縄らしいですね。
配管の美。かなり老朽化していてぐっとくるボロアパートでした。
こちらは一軒家。おいくらぐらいなのでしょうかね。
ところどころコンクリが剥がれ落ちてむき出しになった鉄骨が長い年月を物語っています。
背の高いアパートの隙間には、現役で人が住んでいる古い一軒家も。
味がありますね。
こんな施設も
志真志の中心付近には宜野湾市給食センターがありました。
この日は日曜日だったのでお休み。
以前の記事『気になる学校給食のメニューを再現してみる』でとりあげた、あんなメニューやこんなメニューがここでも作られているのでしょうか。平日に来たら、周辺一帯おなかがグ〜と鳴るにおいが漂っていそうです。
さとうきび畑の真ん中にぽっかりと現れるお花の無人販売所?
アメラジアンスクールの看板を発見。
なかなか聞きなれない言葉ですが、アメラジアンとはアメリカ人とアジア人の両親を持つ子どもの事。 AMERICA+ASIAでアメラジアン。
- 宜野湾市人材育成交流センターに併設されているようです
- 遊具もどことなくアメリカン
志真志のてっぺん
- さとうきび畑もあります
- マンホールの蓋を利用した井戸が
志真志は琉大付近と国道330号線付近の住宅地間が少し低い窪地になっており、そのあたり一帯はさとうきび畑や農業用地が広がっていました。
- かわった地名発見
- ひらがなで書くとなんかかわいい
志真志は町内での高低差がかなり大きいのですが、ここがおそらく志真志一帯でいちばん高い場所。
目を凝らすと遠くのほうに東シナ海が見えます。
古い住居表示看板
今回の志真志探索でいちばんぐっときた古い看板。いったいいつぐらいに作られたものでしょうか。
城山団地といいつつ、アパートではなく一軒家の住宅地でした。
すべて住人の名前がフルネームで書かれています。当時は現代のように個人情報保護云々...とかウルサク言われてませんでしたからね。
- 国道の「国」が「ロ」になってる!
- かすれてしまって読めない部分も
- R330沿いのマージャン屋さん
- 風速、5の店
次回も「し」のつく地名ですよ
というわけで一丁目から四丁目まで歩きまわった志真志散歩。
東側の流大付近は古い学生アパート、国道330号線から一歩裏手に入ったあたりは古い一軒家と新しいマンションが混在していました。
さきほど紹介した城山団地の住宅案内ような古い看板があったり、行き止まり道があったりしてのどかな地域でした。
万歩計をつけていたのですが(ババくさいとか言わない)この日の記録は13943歩!
いや〜よく歩きました。
沖縄地名しりとり、今回は志真志なので次回も「し」から始まる地名からお届けします。
さあて、どの町かな?