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ホワイトビーチフェスティバルに行ってきた
先月『アメリカの屋台はどうなっているのか』の調査でキャンプフォスターのフェスティバルへ行ってきましたが、こんどはホワイトビーチでフェスティバルが行われると聞きつけ行ってまいりました。
ホワイトビーチはうるま市の勝連半島の先のほうに位置しています。
国道58号線沿いのキャンプフォスターやキャンプキンザーでは、フリーマーケットなども行われているためわりと頻繁に一般入場できる日があったりするのですが、在日アメリカ海軍の港湾施設であるホワイトビーチが開放されるのはおそらく年一回このフェスティバルのときのみ。
どちらかというとマイナーな施設なので、(時間帯にもよると思いますが)ゲートでの渋滞無し!
免許証などのIDチェックも特にありませんでした。
ちなみにこの施設は日本の海上自衛隊と共用しているようです。
いざ会場内へ
会場はビーチに隣接しているためか開放感抜群。
隣の芝生は青いと言いますが、本当に青々とした芝生が広がっています。
奥の桟橋には巨大な灰色の軍艦が2艇停泊しているのが見えます。
屋台やプレイランドのあるゾーンへ入場するときにはじめてボディチェックが。
なにもまずいものは持っていないはずなのに毎回緊張がはしる一瞬。
屋台はどこの基地でもだいたい同じようなラインアップでした。
焼きそば、お好み焼きなどを販売する日本(沖縄)の屋台と、ピザやハンバーガー、スペアリブなどを販売するアメリカの屋台が混在。
こんなイベントも
海に面しているため、会場内ではドラゴンボートレースも行われていました。いわゆるサバニレース。
地元沖縄のチームとアメリカチームによる混成トーナメント戦。
普段から鍛えている人たちだけあってめちゃくちゃ早い。
サバニにエンジンでもついてるのかと見紛うほど。
アメリカンチームのユニフォームがなんかスカジャンみたいでかっこいい。
5,000円で販売されていました。普段着にすれば目立つことうけあい。
その他、キッズランドやライブステージなど基地内イベントお約束のブースもありました。
それでも施設自体の敷地が他と比べて広くないため、全体的にこぢんまりとした雰囲気。
海に面しているので開放感もあり、ピクニックにもってこい。
だけどそこはやっぱり軍施設。迷彩の服を着て腰に銃を据えた軍人さんや立入禁止のロープがそこかしこに。
フェスの目玉 船内見学
他の基地のフェスティバルには無いホワイトビーチだけの目玉イベントが、巨大な軍艦の船内見学。
これはテンションあがります。
長ーーーい桟橋をぞろぞろと歩いて行きます。
近くで見ると改めてでかい...!!!
いやはや、その迫力たるや。
<護衛艦 いせ JS ISE (DDH 182)>
向かって左に停泊していたのは、海上自衛隊の護衛艦いせ。
本艦は、「ひゅうが」型ヘリコプター搭載護衛艦の二番艦であり、優れた対空・対潜水艦戦闘能力を有するとともに、格段に向上したヘリコプター運用能力および最新の装備を導入した最新鋭護衛艦として、平成23年3月に就役しました。(パンフレットより引用)
前方から。巨大なビルのようです。
内部はがらんどう。サッカーができそうなほど広いですが、外観の印象よりは若干狭く感じます。
艦内で使用している専用車などの展示。これは消防車っぽいもの?
そしていちばんテンションあがったのがこの巨大エレベーター!!
いや、これめちゃくちゃかっこいいです。
正式には航空機用昇降機。ヘリなどを載せて、下の格納庫と甲板を行き来させるものですね。
ズゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
そして甲板に到着。やっぱりここもめちゃくちゃ広い。
そしてまた巨大エレベーターで階下の格納庫へ。
<U.S.S. GERMANTOWN (LSD 42)>
向かって右側に停泊していたのはアメリカ軍艦、GERMANTOWN。
さきほどの 護衛艦いせ よりはひとまわりほど小さい印象。
こちらは乗船するのに人数制限をしており炎天下に長蛇の列が...。
どうせなら見たいので並びましたが何度か心が折れそうになりました。
そして1時間30分以上(!)待って、ようやく乗船。
数名ずつのグループになり、乗組員が船内を案内してくれます。
さきほどのいせと比べてかなり船体は古い様子。パンフレットによると1984年就役だそう。
なんと操舵室にも案内してくれました。
壁一面、計器だらけ。ついポチッと押したくなる...。
20分ほどの船内ツアーを終えると甲板で湯茶の接待が。
激甘クッキーと激甘ジュース。
普段ならアレですが、行列で疲れていたので糖分がからだに染み渡って美味しゅうございました。
というわけで、滅多に見る機会のない軍艦の船内見学はすごく興味深かったです。
これだけでもホワイトビーチフェスティバルに来る価値アリ。
来年もまたこの時期に開催されるようなので、是非チェックしてみてくださいね。
ちなみに船内見学は13〜17時の間なので、早い時間が狙い目。(それでも一応行列覚悟で...。)
いただいたおみやげたち。
シールとメモ帳はおそらく子ども用ですがお願いしたらもらえました。
ありがとうございます。