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離島フェア2011で気になった県産品をまとめてみる
〜届け!島々からの恵み~ 離島フェア2011
11月25日〜27日の3日間にかけて毎年恒例「離島フェア」が行なわれました。
会場の沖縄セルラーパーク那覇とまわりの広場では、離島を含めた県内各所から企業や各地の商工会が屋台などを出店して商品を販売したり、まだ試作段階の製品を試食で配っていたりとネタがつきないお祭りなのです。
そんなわけでDEEスタッフも足を運んで沖縄の産業まつりをまわってきました。
折角なので(産業祭り記事が好評だったし!)、各自「気になったものベスト3」を発表しつつ、県産品を紹介していきたいと思います!
ちなみに宮古島まもる君も離島フェア会場に出張中。
痛々しい頬の傷は、悪漢と闘った勲章とかなのでしょうか。
Naokiのベスト3
産業まつり同様、毎年楽しみにしている離島フェア。
私は2日目の土曜日に行ったのですが、会場内では真栄平商店の生配信が行われていました。うずまきパンでオトーリを回していたのが面白かったです。泡盛で回すよりツラいはず...。夜通しうずまきパンオトーリはできません。配信終了後にはキャンさんから真栄平商店ステッカーもいただきました。
第3位:お面
アンガマのお面の隣で、神々しく白く光るお面。DEEokinawaで度々登場する神様の、みるく様とオホホのお面。
石垣島ではアンガマ面が飾ってある家庭が多いですが、みるく様やオホホを飾っている家は少ないのではないでしょうか。
通常価格30,000円のところ、今回は特別に18,000円で売られていたのですが手が出ません。張り子でmycoに作ってもらおうか...。
第2位:にんじんしりしり
津堅島特産の人参を使った乾燥にんじんしりしり。乾燥パパイヤのしりしりは見たことがあったのですが、にんじんは初めてみました。でもにんじんしりしりは、しりしり器でしりしりすればいいだけなので買いませんでした。内地へのお土産にいいかもしれませんね。
第1位:オオタニワタリのピクルス
シダ科のオオタニワタリ。沖縄ではよく見かけるシダ植物ですが、八重山地方ではよく食べられています。
新芽の天ぷらは美味しいですよ。しかしピクルスを試食したのですが、なんと言えばいいでしょう。薬草?青汁?っぽい独特の味でした。他にも生のオオタニワタリやピパーツ(島胡椒)の葉も売っていました。
総評
これといって目新しいものはなかった気がする今年の離島フェアでしたが、津堅島と石垣島が目立っていたような感じがしました。
気になって買ったものがひとつ。八重山商工の生徒達が共同で開発したドレッシングのポンドレ。ユーグレナというミドリムシを使っているそうです。ドレッシングをよーく見てみると小さな緑色の物が...。これがミドリムシなのでしょうか。
マーミヤーかまぼこと石垣島の地ビールが美味しく、ほろ酔いになりながら見て回った石垣島三昧な今年の離島フェアでした。
やんばるたろうのベスト3
今年は最終日に行った2011年離島フェア。最終日だったので色々なものが売り切れてしまって残念な感じでしたが最終日までかなり賑わっている感じでした。しかし、離島は面白い商品が多いと思います。DEEでこれからは離島をガンガン取材したい…!
第3位:各離島の絵はがき
これ厳密には商品とかじゃないんですが、いろんなブースで配布されていた絵はがきが、多分それぞれの離島分あって面白かったです。風景写真だったり、ランドマーク(伊江島はタッチュー)だったり、お祭りの風景だったりとそれぞれ特長があってよいなーと思いました。
第2位:ブランデー泡盛
「舞富名(まいふな)」で有名な与那国島にある「入波平酒造」さんのブースにあった「ブランデー泡盛」。ブランデーなのか、泡盛なのか。謎は深まるばかりなのですが、ブースが混んでいて全然話が聞けませんでした。お値段は5000円也。
第1位:マースウサイ
与那国島ブースで見つけました。「マースウサイ」という塩を盛ったもの(これはサンプルなので発泡スチロールだったけど)だそうです。お正月に飾るものだそうで、横にある褐色のお酒「ニィティシトウ」(?)というお屠蘇のようなものを飲むのだとか。これは初めて見てかなり珍しかったので1位にしてみました。
総評
試食がてら色々なブースを回ってみましたが、やっぱり初日に行かないと駄目だなーと思いました。色々売り切れてたし。毎年来るとだいたいの品揃えがだいたい分かってしまうのですが、探せばなんだか怪しいもの、結構ありそうです。
miooonのベスト3
今年は最終日の17時(閉場は18時)のギリギリに着いてしまい、商品のほとんどは売り切れ。
片付けているブースもチラホラだったのですべての商品は見られませんでしたが、その中でも「お!」と思ったのをピックアップしてみました。
第3位:宮古島の「極糖(かちわり)」
一見普通の黒糖ですがスタッフのお姉さん曰く「今年最初の収穫したさとうきびで作った黒糖です」とのこと。え、もう収穫はじまってるの?と思っていつ収穫したのか聞いてみると「4日前です」と。
収穫4日後には商品にできるんだ!という驚きで、3位に入賞です。
第2位:伊是名島産のお米100%で造られた泡盛「尚円の里」
飲んだことのある人から「絶対オススメ!買うべし!!」と聞いていたので楽しみにしていたのですが限定1800本ということもあり、残念ながら売り切れ。
島でももう売っていないらしいので購入は来年までのお預けらしいです。
そんなこと言われたらめちゃくちゃ飲みたい。
第1位:粟国島の「そてつ実そ」
大正末期から昭和初期にかけておこった大恐慌時に沖縄で食べられていたというソテツ。
ソテツ地獄という言葉もある恐怖の食べ物のような気がしていましたが、まさかの商品化。
「食べて大丈夫?」と思わずにいられませんが、鉄分が多く含まており健康食品だそうです。
総評
今年は商品そのものより背景が気になりました。
各ブースには、島から作り手が来て商品を売っているのが離島フェアのいいところ。
作り手の熱い思いが伝わって、いつもより商品が輝いている気がしましたぞ!
mycoのベスト3
今年も離島フェアの季節がやってきました。宜野湾のコンベンションセンターで開催していた頃と比べるとなんとなくイベントが全体的にこぢんまりとした気がしますが、モノレールで行けるようになったので、ここぞとばかりに泡盛の試飲をガンガンしてきました。
第3位:マルソウのうずまきサンド
宮古島のお隣にある伊良部島からやってきた、通称 "ジャリパン" と呼ばれるうずまきパン。その由来は噛むと「ジャリジャリ」音がするから。ふわふわのパンに砂糖たっぷりのクリームが巻き込まれています。
宮古島在住のライター93さんの記事「うずまきパンの2次利用」でも登場していますね。
ものすごく有名ではありますが、実はいちども食べたことが無かったのでこの機会に購入。朝ごはんに食べたところ、血糖値ぐんぐん上がっていくのを実感できました。
朝からテンションあげたい人にはおすすめ。
ちなみに沖縄本島内のサンエーでも買えるそうです。
第2位:伊是名島産のお米100%で造られた泡盛「尚円の里」
miooon とかぶった!(同じ人からオススメされたものでw)
島で収穫されたコシヒカリのうち、規格に合わず市場に流通できないもの(砕けたものなど)を利用して作られているそう。100%島産にこだわって作ったお酒、そのコンセプトが素晴らしいです。
開催初日の夕方に行ったのですが、既にその日の販売分は売り切れ。
試飲だけさせてもらったら、1年寝かせただけなのにものすごくまろやかでフルーティ。30度だけどストレートで楽しみたい、めちゃくちゃ美味しい泡盛でした。来年こそは絶対買いたい!!
ちなみに同酒造所の「いぜな島」25度3年古酒も美味しかったのでそちらを購入しました。
第1位:該当なし
1位はあえての該当なし!
というのも離島フェアは毎年行っているのですが、なんかいまひとつ目新しいものが無いなぁというのが正直な感想。
各島の泡盛や、海産物を利用したジャーキーや味噌、かまぼこ、海草をねりこんだクッキーやケーキなどなど...。
来年以降、「これは!」と度肝を抜かれるパンチのきいた商品が出てくることを期待してあえての該当なしといたしました。
総評
1位は該当無しとしましたが、今年も試飲と試食でおなかいっぱい。なかなか買いに行けない離島の特産物が一堂に会する機会なのでやっぱり離島フェアは楽しいです!
伊江島のピーナツ黒糖、合鴨ジャーキー、ラム酒などいろいろ買い込んで、島の元気をたっぷりといただきました。くわっちーさびたん。
あとひとつ気になったのですが、宮古島まもる君は貨物扱いで海を渡ってきたのでしょうか。
来年も楽しみです
というわけで産業まつり同様それぞれのスタッフが気になるものベスト3の発表でした。離島フェアは毎年行われているのでまだ足を運んだことの無い人は是非来年は行ってみることをオススメいたします!
離島フェアに行かれたみなさんの気になった商品も、Twitter や Facebook などで是非教えてくださいね!