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アメリカの屋台はどうなっているのか
基地の島と呼ばれるここ沖縄では、しばしば米軍基地内でフェスティバルやフリーマーケットが行われています。
ふだんはIDや関係者のエスコートが無いと入れない場所ですが、この日ばかりは一般の人も入場可となるのです。
ふと思ったのが、沖縄のおまつり会場の屋台といえば焼き鳥・焼きそば・お好み焼き・沖縄そば、たまにヤギ汁・牛汁など、どこも似たようなラインアップだったりしますが、果たして基地内のおまつりの屋台はどうなっているのだろう?
というわけで、先日行われたフォスターフェスティバルで調査してきました。
フェスティバルのときはゲートチェックが行われるためかなりの渋滞が発生します。
時間に余裕をもって出かけましょう。
いきなりアメリカン
ゲート内に足を踏み入れるとそこはアメリカでした。
車は日本と同じ左側通行ですが、とにかく建物がデカイ。
ついでに犬もデカイ。熊かと思いました。
ビールはオリオンビールではなく、miller(ミラー)ビール。
アメリカンサイズのでかいカップになみなみ注いでくれて3ドルでした。安い。
ステージプログラムをチェックしてみましたが、ほぼ知っている出演者はいませんでした。
「この日のためにわざわざ来日してくれたシンガー、◯◯です!ヒーハー!」というノリで紹介されていたので、アメリカ人的にとってはメジャーな方たちなのかもしれません。
それでは屋台を見てまわりたいと思います。
フード
とにかくいちいち規模がデカイ。
まず目に入ったのは、大人気のピザ・ホットドッグ・ハンバーガーのブース。
そして会場奥のほうの屋台ブースに、英語の幕がデカデカとかかげられた屋台を発見。
スモークのいい香りにつられて近づいていくと。
BBQ HEAVEN!
肉!
肉!!
肉!!!
とにかく肉がデカイ。
ついでに炭焼きグリルもデカイ。
なんなら焼いている人もデカイ。
焼いている人がデカイとなんだか美味しそうに見えるマジック。
日本の屋台では見かけない、スモークチキン・スペアリブ・シシカバブーなどが販売されていました。
甘辛いバーベキューソースがたっぷり塗られたスペアリブは、ぎっちり噛み応えがあってワイルドなお味。「肉喰ってる!」感がムンムンでした。ちなみに部位的にはスペアリブ=ソーキですね。
こちらは炭焼きスモークチキンレッグとレモネードの屋台。
やっぱりグリルがデカイです。タイヤ付き。
こちらのジョンソンさんはこの日のために、なんと800ピースものチキンを仕込んだそう。
チキン・コーン・コールスローサラダのコンボで7ドル。
チキンの皮がぱりっとしていて中はジューシー!油っこくなくて、表面のヒッコリー風味のスモークソースが絶品でした。手作りのコールスローサラダも美味しかったです。
アメリカ屋台ならではの味。
キッズランド
会場奥にはキッズランドが。10ドルで一日遊び放題。
T-REXの口の中に自ら吸い込まれていく人々。シュール。
遊具もやはりアメリカっぽくて規模がデカイです。
日本のおまつりのキッズランドといえば、せいぜいふわふわバルーンやボールプール程度でしょうか。
バイキングやぐるぐるまわる飛行機形の乗り物などの機械式の遊具は、遊園地の無い沖縄の子どもたちにとっては珍しく楽しいでしょうね。
グッズ
ここでしか買えないグッズの屋台もいくつか並んでいました。
定番のTシャツはなぜか全てキッズサイズのみ。
いちおう日本の屋台も
アメリカの屋台と日本の屋台はだいたい半々ぐらい。
基地内に住むアメリカンのファミリーもたくさん訪れるので、その方達にとっては日本の味のほうが目新しいのかもしれません。
まとめ
総評としては、アメリカの屋台はとにかくデカイ。
1〜2品買ったらもうおなかいっぱいであまりいろいろ食べることはできませんでしたが、見てまわるだけでもじゅうぶん楽しめました。豪快な炭焼きのチキンやスペアリブは日本の屋台では見かけることは少ないと思うので、本場の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみに会場内では円での支払いもOKですが、ドルのレジと円のレジが分けられていて円のほうだけ行列していることが多かったので、ドルを持っていくと便利です。今ならレートもいいですしね。
会場内にはATMカーもありました。至れり尽くせり。
今回訪れたキャンプフォスターでは、10月29日にもハロウィンイベントで一般の入場ができるそうです。
アメリカ式のお化け屋敷が登場するとか...。ジェイソンとか出てくるのでしょうか。
詳しい情報は MCCS の Facebook に掲載しているそうなので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。