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沖縄のコンビニは何があって何がないのか
コンビニのラインナップから「沖縄らしさ」を考える
先日所用で東京と新潟に行く用事があって、折角なので「全国的にあるもので沖縄と他の場所の違いはあるのか」という企画を考えました。
全国的にあるもので、比較がしやすいもの…と思いついたのがコンビニ。沖縄には現在ローソン、ファミリーマート、Cocoストアの3つのコンビニがありますが、Cocoストアは東京と新潟にはないので今回はローソンとファミマでの比較をしたいと思います。
というわけで「沖縄のコンビニには何が売っていって何が売っていないのか」早速見ていきましょう。
まずは東京のコンビニと比較して見る
まずは東京のコンビニと沖縄のコンビニを比較して、それぞれの違いを見てみましょう。
1.さんぴん茶の有無
「さんぴん茶」=「ジャスミン茶」。さんぴん茶といえば沖縄では定番中の定番な飲み物ですが沖縄限定。しかし東京のファミリーマートでは「ジャスミン茶」として結構販売されていました。ローソンではあったり、無かったり。
ちなみにローソンのジャスミン茶はこんなかんじ。
2.おでんのラインナップ
沖縄のおでんは内地のそれとは別物。基本的な大根やこんにゃくなどは一緒ですが、沖縄には「てびち」など独特のものが。極めつけは「おでんうどん」が「おでん沖縄そば」。しかし、なんとなくラインナップは東京の方が豊富。
3.お酒のラインナップ
沖縄のお酒コーナーは日本酒や洋酒もおいてあるけど泡盛メイン。東京は焼酎メイン。
沖縄のビールコーナーには当然のごとくオリオンビールが並びます。もちろんキリンやアサヒなど主要なビールメーカーのビールもありますが。
あと、ひょっとしたらブロックアイスがコンビニにおいてあるのは沖縄だけ?東京では2,3件巡ってみたけど見つかりませんでした。
4.おにぎりのラインナップ
沖縄のコンビニでは「ポーク卵おにぎり」が販売されていますが、これは内地では販売されていません。逆に東京で販売されていた「すじこ」おにぎりは沖縄では販売されていません(すじこは中部以北らしい)。気づかなかった!
5.その他
他には
お総菜の調理パックに沖縄料理があったり
山崎パンの代わりに沖縄ではぐしけんパンとオキコパンだったり
アイスクリームコーナーにブルーシールアイスがあったりしています。
こんな風に沖縄のコンビニはローカル色が強いのですが、沖縄のファミリーマートはリウボウとファミリーマートが出資してできた「沖縄ファミリーマート」という会社、ローソンはローソンと地元スーパーのサンエーの合弁会社「ローソン沖縄」という別会社なので地元に密着した細かい商品展開ができているのだと思われます。
新潟のコンビニはどうか
それでは東京と沖縄の比較を踏まえつつ、新潟のコンビニを見てまわりましょう。
1.さんぴん茶はおろか、ジャスミン茶もない
東京では「ジャスミン茶」として販売されていた「さんぴん茶」ですが、新潟では「ジャスミン茶」すら見つかりませんでした。一緒にコンビニを廻ってくれた友人曰く「普段飲むことはないし、たとえあっても買わない」とのこと。
2.泡盛コーナーがあったけどなんか間違ってる
なんとコンビニのお酒コーナーで泡盛コーナーを見つけたのですがよくよく見ると泡盛は1銘柄だけ。
3.ローカル要素はあるけど、基本東京と変わらない
新潟限定のお菓子やアイスなどがあることにはあるんですが、基本的にラインナップはほぼ東京と変わらず。まぁ全国共通の品揃えがコンビニの本質な気もするのでそれが普通なのかもしれませんが、もうちょっとローカル色が出てると楽しいのかなーと思いました。
沖縄コンビニはローカル商品の宝庫
というわけで、沖縄・東京・新潟と移動した割にはあんまりまとめられていませんが、コンビニ比較でした。沖縄のファミマ、ローソンでは店舗ごとの品揃えも結構違って海の近くは海遊びの道具だったり、国際通りは観光客向けのお土産だったり県内でも結構ラインナップが異なる気がするので機会があればそれも取り上げてみたいと思います。