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【沖縄 地名しりとり】屋嘉
前回の沖縄県中頭郡北中城村和仁屋はこちらから。
去年の11月からはじまった「沖縄地名しりとり」もはや9回目です。こんかいは「わにや」の「や」。
ここは後のことも念のため考えて、なるべくありそうな頭文字でおわるところを…というわけで今回は「沖縄県国頭郡金武町」の「屋嘉」(やか)よりお届けします。
屋嘉の風景
沖縄自動車道の屋嘉インターを下りて、金武町向けにいくと屋嘉集落に到着。
屋嘉集落は329線に沿って海側と山側に集落が展開しています。海側に行くとすぐに「屋嘉ビーチ」。
最近「デイリーポータルZ」で野良犬を探す企画がありますが、
普通に屋嘉ビーチで野良犬発見。そういえば昔は野良犬ってたくさんいたけどいつの間にか見かけなくなりましたね。
ひろ~い園庭!
入り口
なんかすごい標語
マンホールのモチーフを探してみよう
さて、私たちは「沖縄のデザインマンホール」を集めていたりするのですが、屋嘉地区には「やかおすい」というマンホールがありました(いったい沖縄県でどのくらいあるんだろう…)。
このマンホールを見るに
・稲
・パインアップル
・三線(これは空き缶で作ったカンカラ三線?)
この三つがモチーフにされているようです。せっかくなのでこのモチーフになっているものを探してみることにします。
1.稲
稲は集落裏手の方にいったらすぐ見つかりました。かつてはいろいろなところで稲作がされていましたが、現在稲作が盛んなのは金武町。広がる水田をみることができるのも金武町くらいのものだと思います。
集落にあった掲示板には「稲ワラ販売の申し込み」が。畑の肥料とかでしょうか。
2.カンカラ三線
カンカラ三線については街歩きをしている間は気づかなかったのですが、あとでググって理由がわかりました。写真は「日本軍屋嘉浦捕虜収容所跡の碑」。この屋嘉地区には第二次世界大戦中に投降した日本軍将校7千人を収容した捕虜収容所があったのだそうです。
そこで収容所の悲哀を歌ったのが「屋嘉節」。人々は空き缶で作った三線を使ってこの屋嘉節を歌った、というのがマンホールの三線にモチーフとして描かれているのだと思います。
近くには戦争で久高島から強制疎開で移住した久高島の人々が、疎開先の屋嘉の人々に感謝を示すために建てられた碑もありました。
3.パインアップル
見つかりませんでした。
絶品。シーツカレー
最後におなかが減ったので、屋嘉にある「和泉食堂」というところでご飯を食べてきました。
めちゃめちゃメニューが豊富なのですが
シーツカレー?というものがあったので頼んでみました。
シーツカレーはカレーライスにふわふわ卵が乗ったモノをいうらしいです。このお店オリジナルメニュー(たぶん)。カレー好きな方は是非。
犬用の骨ももらえるらしい。
まとめ
というわけで以上金武町屋嘉よりお送りしました。結構いろいろ回った気でいたのですが、かえって整理してみたらそんなに写真も撮っておらず、なんか個人ブログみたいなノリになってしまいました…。
次は「屋嘉」の「か」。次回の沖縄地名しりとりをお楽しみに!
さて、明日はアンケートで集まった6月のベストワースト発表です。こちらもご期待下さい!