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5歳児が選ぶ好きな市町村章決定戦
市町村章決定戦
というわけで今回は沖縄の市町村章についてです。
市町村章はその市町村のシンボルマークで、各市町村ごとに決められています。
例えば上の市町村章は浦添市章。このマークは"「無限に進展する平和郷」浦添市を象徴しています。ウの字の出部は無限に進展する姿勢を表し、ウラソエの4文字を円形に図案化して平和を表現しています。"という意味が込められているとのこと。というかウラソエって字がそのまま浦添市章になっているようです。
まぁ、普段たまに目にはしますが、そんなに深く市町村章について私たちは考える機会がないわけでこれを機に「どの市町村章が一番かっこいいのか」について決定しようという趣旨の企画です。
まずは市町村章を印刷。ちなみに沖縄県全部だと数が多いので今回は沖縄本島の市町村に限定しました。今回のノミネートは
那覇市 / 宜野湾市 / 名護市 / 浦添市
糸満市/ 沖縄市/ 豊見城市 / うるま市
南城市/ 大宜味村/ 恩納村/ 宜野座村
金武町/ 今帰仁村/ 東村/ 国頭村
本部町/ 南風原町/ 与那原町/ 八重瀬町
北中城村/ 嘉手納町/ 北谷町/ 中城村
西原町/ 読谷村
の26市町村。
それぞれをカードに貼り付けます。
ルール説明
これから市町村章のナンバーワンを決定するわけなのですが、私たちにはすでに予備知識があるので正確な判断が下せない。こういうのを決めるのってまさに直感が大事だと思うのです。
ということで、
今回ナンバーワンを決定するにあたり審査をつとめてくれるのははやま かえでちゃん(5歳)。
好きな食べ物はチョコレート、嫌いな食べ物はゴーヤー、好きな遊びは「保育園」。
ちなみにこのポーズは「鳥が卵を産むポーズ」だそうです。
ルールは適当にシャッフルしたカードの中から「一番好きな市町村章を選んでもらう」(予選)
↓
選んでもらった中からさらに好きな市町村章を選んでもらってトップ3を決める
という感じで進めていきたいと思います。
予選ダイジェスト
それでは予選の模様をお伝えしましょう。
(どっちが好きかなー?)
南風原町 理由:「猫みたいだったから」
(じっくり市町村章を見の図)
うるま市 理由:「かわいいから」
浦添市 理由:「かっこいいから」
東村 理由:「太陽みたいだったから」
(びゅーってなってる!)
北谷町 理由:「びゅーってなってるから」
宜野湾市 理由:「ギににてるから」
名護市 理由:「月みたいだったから」
八重瀬町 理由:「くちみたいだったから」
豊見城市 理由:「まーるまーるだから」
(家電の電源ボタンを指しながら)
那覇市 理由:「これ(電源ボタン)に似ているから」
西原町 理由:「猫みたいだから」
というわけで予選通過は
西原町 / うるま市 / 浦添市 / 東村 / 北谷町 / 宜野湾市 /名護市 / 八重瀬町 / 豊見城市 / 那覇市 / 西原町
の11市町村。
若干補足しておくと「猫みたい」な南風原町・西原町は南風原町の「は」と西原町の「西」を図案化したもの。東村の「太陽みたい」はそのとおり。東方水平線から昇る太陽を図案化しています。
那覇市は確かに電源ボタンみたいですが「ナハ」の文字を円形に図案化したものということです。北谷町は「北」と「谷」を合わせつつ、大地を飛び立つ飛鳥をイメージしているそうで「びゅーってなってる」というニュアンスもあながち間違いでないのです。
あと「5歳児は猫耳が好き」ということがわかりました。
決勝戦
さて、選んでもらった11市町村からさらにベスト3を決めてもらいます。
(じっくり選定するの図)
(悩むの図)
それでは気になるベスト3を発表しましょう!
第三位
「西原町章」
1968年7月3日規程第1号により制定。町名の頭文字の「西」を図案化し、円は町民の融和団結を、翼は町勢の雄飛発展の姿を表現、輝く西原町の将来を簡明に力強く象徴したもの 。
選定の理由:「猫に似てるから」
第二位
「うるま市章」
うるま市の「う」の文字を図案化したもので、赤は太陽、緑は大地、青は海をイメージしている(注:ホントはカラーで赤・緑・青の三色の市章です)。豊かな自然の輪の中で市民融和と平和を表現し、金武湾と中城湾に面して発展する「うるま市」の明るい未来とさらなる飛躍を象徴する。
選定の理由:「かわいい・よしたさんの家にあったから」
メモ:「よしたさん」はかえでちゃんの空想上のお友達だそうです。よしたさんの家にうるま市グッズがあったのでしょうか。
第一位
「那覇市章」
大正10年12月19日制定。”ナハ”の字を円形に図案化し、無限に発展していく那覇市の姿を表しています。
選定の理由:「電源ボタンに似てるから」
メモ:かえでちゃんはWiiとDVDがとても好きで電源ボタン=幸せな時間への入り口という認識なのだそうです(お母さん談)。
というわけで沖縄県の中心である那覇市が堂々の1位に輝きました。ここまで読み進めた方は既に那覇市章が電源ボタンにしか見えなくなっていることかと思います。
まとめ
この企画を思いついたとき「これは絶対ベスト記事だぜ!」と膝を打ったりしたのですが、ほとんど何も考えない状態で取材に臨んだためなんだかボンヤリとしてしまいました。
こんな駄目な大人の企画に笑顔で付き合ってくれたかえでちゃん、ありがとうございました!
市町村章って意外に色々意味があってあの形になっているわけで、皆さんもお住まいの市町村の市町村章について興味を持っていただければ幸いです。
それでは次回は「市町村章決定戦−離島篇−」でお会いしましょう!