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ジーマミー豆腐を他の豆で作ってみる
愛しのジーマミー豆腐
I LOVE ジーマミー豆腐
もちもちの食感、甘くて濃厚な味わい。ビローンと伸びる柔らかさ。
初めて食べたときは、あまりの美味しさに軽い感動すら覚えたものです。
みんなに愛される白くてスベスベのアイツ。
ええわぁ。ジーマミー豆腐ええわぁ。
さて、ピーナッツで美味しいジーマミー豆腐ができるのなら、他の豆で作ったらどうなるのでしょうか。
今日はそんな実験です。
食材探し
ファーマーズマーケットのおばちゃんによると、ジーマミー豆腐のようなものを他の豆で作るには
・乾燥していること
・熟しきって実が固くなっていること
が条件ではないか、ということでした。
「考えたこともないからわからないけどね!」とも念押しされましたが。
おばちゃんの意見を受け私が選んだのがこちら。
- カシューナッツ
- アーモンド
なぜこの2つだったのかというと単に安かったからです。
レッツ☆クッキング
まずは熱湯に漬けて1時間置きます。
ついでにジーマミー豆腐も作っておきましょう。
ジーマミーはこちらから拝借
- 6袋全部だしてみました。
- 柿の種とピーナッツの割合はこんな感じです。
ミキサーにかけて
絞ります。
水と芋くずを入れて火にかけます。
固まってきた!
手を止めると焦げそうで写真がブレます。
あわあわあわ。
・・・40分後。
(レシピには1時間火にかけるとありましたが疲れてやめました)
火からあげてお皿に移します。
他の豆にも同じ行程を繰り返します。
少し置いておいたら冷めました。
えーっと。なんだかすごく嫌な予感。
完成!
まずは
アーモンド豆腐
なんだこの切り立った山みたいなの。
ふわふわ感が一切ないので手で食べてみます。
カシューナッツ豆腐
こちらは缶詰の桜桃のような見た目。
柿の種ジーマミー豆腐
うーん。
いつもこのような食べくらべのときはノートにメモをとっていくので、それぞれに何を書いたかみてみましょう。
アーモンド豆腐
「固くて不味い」
カシューナッツ
「なんだこれ」
柿の種ジーマミー豆腐
「なんで・・」
アーモンド豆腐以外は味のうんぬん以前の感想が、震える文字で残っていました。
味がどうこうと言うより前に固い。ただそれだけです。
固いだけでここまでダメになるのか。
「ジーマミー豆腐もチョメチョメ豆腐も固いと不味い」
この実験でわかったのはこの一言に尽きます。
それから一週間後
もうあれで終わろうかと考えていましたが、
「固いと不味い」
だけで終わるのは悔しかったのでもう一度だけ挑戦してみることに。
リベンジではこれを使用します。
ミックスナッツ
5種類の豆が入っているそうです。
落花生、カシューナッツ、くるみ、アーモンド
あとひとつは何!?
分けていきます。
左から、カシューナッツ、アーモンド、くるみ、落花生、なぞの豆
リベンジ試食
落花生(ジーマミー)豆腐
美味しい。
欲を言えばもうちょっと柔らかければ。
おすすめ度 ★★★★
ふわふわのジーマミー豆腐にはならなかったものの、少し固いぐらいで味はおいしいものができました。この調子で他の豆腐もイケルのでは?
カシューナッツ豆腐
ザラザラしたような何かが舌に残る。
間違って粘土を食べてしまったような気持ち。
だめだ。
おすすめ度 ★
アーモンド豆腐
口の中にパサパサとした粉感が残る。
夏の終わりに日焼けの皮がベロベロと剥がれてくるようなイメージが浮かぶ。
いらない。
おすすめ度 ★★
くるみ豆腐
くるみ豆腐は東北では実際食べられているそうです。
実際は砂糖などもいれるようですが、これまでのと比べると期待が膨らみます。
くるみを100個いっぺんに食べたような粉感がすごい。
雪道で紙を食べているようなイメージが浮かぶ。
なぜだ。
おすすめ度 ★★
なぞの豆の豆腐
粉っぽい。
喉が渇く。
きらい。
おすすめ度 ★
はい、リベンジ失敗!
オチを狙っているわけでない食材で、この結果が出てしまったことは大変遺憾です。
ちなみに、大逆転を狙っておからでハンバーグと卯の花も作ってみましたが、これも全く美味しくなかったです。
たぶんもう二度と人生でジーマミー豆腐を作ることはないと思います。
ちょっとジーマミー豆腐が嫌いになった今日この頃。
こうして人は大人になるんでしょうか。