- DEEokinawaトップ
- 特集
- 古代文明アート歴史博物館に行ってきた
古代文明アート歴史博物館に行ってきた
沖縄観光の目玉といえば「美ら海水族館」
沖縄観光にはじめて訪れる人にまずおすすめするのはやはり「美ら海水族館」だと思う。
GW真っ只中の美ら海水族館の駐車場
しかし、美ら海水族館があるのは本部町。一度北部に行ってしまうと、なかなか中南部の観光スポットにはアクセスしづらいのが現状である。
そんな皆さんによいお知らせが。美ら海水族館のすぐ近くにすごい博物館があるのをご存知だろうか?
その名は「古代文明アート歴史博物館 しゃこ」
…いきなり出落ちな写真ですが
これが今回紹介する美ら海水族館と目と鼻の先にあるスポット「古代文明アート歴史博物館 しゃこ」である。
さっそく中を紹介しよう。
その前に上の家に行って、人を呼ばないと入れないのだが。
・
・
・
・
気を取りなおして(ちゃんと上の家に人を呼びに行った)紹介していこう。
これが館内。
そう、「古代文明アート歴史博物館 しゃこ」はクラシックカーと骨董品を集めた博物館なのだ。「しゃこ」という響きに「?」と思った方も多いだろう。
「しゃこ=車庫」なのである。
クラシックカーの数々
早速展示品を見ていこうではないか。
ずらっと並んだクラシックカーは20代ほど。もともと好きが高じて集めたもので、多いときは30台以上もあったらしい。きっとマニア垂涎なのだろうけれど、残念ながら私はクラシックカーについてほとんど知らないので、すみません。なんとも言えない感じでした。
骨董品の数々
クラシックカーはわからない。ならば「古代文明(骨董品)」の方を見てみよう。
ちなみに骨董品についてはもともとクラシックカーを展示していたのだが、あまりにも一般受けしなかったため、骨董品もあわせて展示をするようになったのだそうだ。
写真のように無造作に並べられた骨董品。
「これって古いものなんですか?」という私の問いに
「いや。そんなに古くないね」と館長。
…え?
…と思ったら、入口の方に厳重なエリアがあった。こっちに展示されている骨董品はかなり古いものらしい。
心に残った骨董品をピックアップ
骨董品は館長自ら解説してくれた。いくつか心に残ったものを紹介しよう。
馬の焼き物
館長:「北斗の拳に馬がでてきたよね?アレのもとになった馬だよ」
私:「すげぇ!」
印鑑
館長:「三国志の時代の印鑑だよ」
私:「まじっすか!」
中国の像
館長:「沖縄にキジムナーがいるじゃない?あれの元になったのはコレだよ」
私:「似てないけどなんだかすごい!」
ほかにも
宋の時代のガラスやら
でっかい白磁やら
埴輪の後ろに超人ハルクやら
木の根っ子みたいなものの横に埴輪?やら色々ツッコミどころと見所が満載です。
漢の夢がつまった博物館
話によれば、館長の仲間さんが博物館を始めたのは実に20年前のこと。立ち上げまでは頑張ったのだが、それから大した宣伝もせずに今に至るらしい(事実近場に看板なども無い)。
しかし、館長から直に骨董談義が聞けて、数々のコレクションを説明してもらえるのは「古代文明アート歴史博物館 しゃこ」だけではないだろうかと思う。
(DEEの名刺だしたら自費出版の本をもらった)
美ら海水族館に観光に行った際は是非、しゃこにも足を運んで欲しい。館長は「最近は一般客より雑誌だったりTVだったりの取材の方が多い」と言っていたのできっと歓迎してくれるはずである。
沖縄古代おもしろ博物館しゃこ
沖縄県国頭郡本部町字山川467
入館料:大人300円
基本年中無休だが、最近パソコン教室に通っているので13:00以降に家にいるとのこと。