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おにポーの違いを調べてみる
おにポー
おにポー。それはポークランチョンミートと卵焼きをおにぎりで挟んだ食べ物。
ハワイで食べられているスパム握りが原型と言われている。
最近では具材のポーク玉子以外にも、ツナマヨや油みそ、ハンバーグなども挟まれたりしていて、これ一つで食事が済んでしまう。
ご飯とおかずが一緒に食べられる、お手軽で合理的なファストフード。(一つ300〜400キロカロリー)
内地のコンビニでも、期間限定で販売されたり、そこそこ一般的になってきたのではないでしょうか。
そこで今回は、おにポーがお店によってどれだけ違うのかを調べてみました。
※ポーク玉子だけが挟まれたシンプルなおにポーを調査したかったのですが、お店によっては販売していなかったり、売り切れていたりしたので、他の具が入ったのも含みます。
ファミリーマート
沖縄県内に現在203店舗(2011年3月現在)出店している沖縄ファミリーマート(ファミマ)。
ファミマのおにポーは、おかずを挟んでいる物が多い。
コンビニの便利さと、店舗の多さで県内で一番おにポーが売れているのはファミマなのではなかろうか。
買いに行った日も、ツナマヨ、タルタルソース、油味噌、小松菜炒め、それぞれ一つづつしか残っていなかった。
普通のおにぎりはたくさん残っていたのに。みんなおにポー大好きなんですね。
- 4月発売の新商品 ポーク玉子小松菜炒め。
- 210円。ちょっと高いけど具材と量を考えれば安い。
以前ファミマで販売していたポーク玉子チキナー炒めは、かなり美味しかったのを覚えている。
今回の小松菜炒めも美味しい。これひとつで満足できる味とボリュームですねえ。
- 四角。ずっしり重い。
- 小松菜炒めにはツナも入っている。
薄焼きの卵焼き。
ポークは約9mm厚。
重さも測りたかったのですが、うちにはキッチンスケールなんてありません。
今後も実験等で使うと思うので誰か譲ってください。
ローソン
沖縄県内に141店舗(2011年3月末現在)出店している沖縄ローソン。
ローソンは、「おにぎり屋」というこだわりのおにぎりのほうが有名でしょうか。
- 沖縄限定 ポーク玉子おにぎり。シンプル。
- 188円。
- 三角。ちょっとくずれやすい。
- とてもシンプル。
パッケージからは想像できないシンプルさ。
まあ今回はシンプルなおにポーを選んでいるので。
焼き目がほんのり。
ポークは約8mm厚。
ココストア
沖縄県内に101店舗を出店しているココストア。
ココストアは通常のコンビニ以外に、焼きたてパンを取り扱う店舗、店内調理をするココデクックという店舗と3種類ある。
今回はココデクック店でおにポーを購入した。
- 何と言っても店内手作り!
- ポーク玉子ならぬポークオムレツサンド。
- 四角。ずっしり。
- ミニオムレツとポーク。ケチャップも。
さすが店内手作りだ。ポークは軽く焼いてある。ミニオムレツには人参とひき肉が入っている。
ケチャップには玉ねぎも。
ミニオムレツの中には具が!
ポークは約9mm厚。
イオン
沖縄県内に33店舗(イオン、マックスバリュ、ザ ビッグ)出店している琉球ジャスコ。
2011年3月1日からジャスコの名称をイオンに変更した。
これからは、ナハジャス(ジャスコ那覇店)やバルジャス(ジャスコ南風原店)などの略は聞かなくなるかもしれない。この略し方も地域によって違うらしいが。これから「ジャスコ行こう!」ではなく「イオン行こう!」に変わっていくのだろう。
- イオンのおにポーはおにサンド。
- 200円。標準的な値段ではないでしょうか。
- やっぱり四角。
- 半月型のポークは軽く焼かれている。
見たことある形だ...
この玉子焼きって寿司ネタの玉子ですよね?
玉子焼きというか出し巻き玉子だ。味もどことなく寿司ネタっぽい。
ポークは約8mm厚。
かねひで
沖縄県内に65店舗を出店するタウンプラザかねひで。その他にホームセンターが2店舗ある。
- ポークとたまご。
- 155円。安い。
- やっぱり四角。
- すっげーシンプル。
味もシンプルだった。
可もなく不可もなく。
ポークは約8mm厚。
サンエー
沖縄県内に60店舗を出店するサンエー。
- ポーク玉子おにぎり。
- 188円ナリ。
- 三角だ。
- カリッと焼かれたポーク!
卵焼きは手作り感たっぷり!
サンエーのおにポーは手作り感溢れている。
玉子焼きが玉子焼きの味がするんですもの(機械で作った味と明らかに違う)。
やはり店内で調理されているのは美味しい。
ポークは約8mm厚。
りうぼう
沖縄県内に12店舗を出店するりうぼうストア。リウボウグループの一つである。
リウボウの前身は琉球貿易商事株式会社。RYUKYU BOUEKI. 略してRYUBO。リウボウ。
ポークたまごしそ昆布入り。148円!安い。
しそ昆布とご飯の相性はいいはず!他のと比べるとちょっと小さい。
玉子焼きに色移りしてるけど大丈夫。
ポークは約7mm厚。
まとめ
あまり参考にはならない個人的満足度はコチラ。
ファミリーマート ★★★★☆
ローソン ★★☆☆☆
ココストア ★★★★★
イオン ★★★☆☆
かねひで ★★☆☆☆
サンエー ★★★★★
りうぼう ★★★☆☆
満足度が高かったのはサンエーのポーク玉子おにぎりと、ココストアのポーク&オムレツサンド。
特にサンエーの玉子焼きとポークは、しっかり焼かれていたのが美味しかった。
シンプルなおにポーなだけに調理されているものは味が違う。
ココストアのおにポーはオムレツなので、今回の趣旨とは違ってしまうのだけど、美味しかったので。
美味しさの違いは店内で調理されているから?と思ったのだが、ファミマ(たぶん機械で作られている)のおにポーは美味しい。
シンプルなポーク玉子おにぎりが食べたいのならサンエーがオススメです(ポーク玉子以外の具材が入っていない場合は)。
沖縄のコンビニでは「おにぎり温めますか?」と聞かれる。この風習はおにポーから生まれたのでは?と思った。
おにポーは温めたほうが美味しいですからね。
しかし1日で7個もおにポー食べるとは思わなかった。しばらく畜肉は食べないようにします。
(Aランチを思い出した)