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A&Wにヤンバリューセットを提案してみる
昨日はすみませんでした。
さて、昨日のヤンバル取材でのDEEらしいグダグダぶり、いかがだったでしょうか。
ヤンバルまで行って猪豚食べて終わり。
ってのんびりした休日かよ!と我々も大いに思いました。思いましたとも。
初心に返ると、私たちがヤンバルに行ったのはA&Wの「やんばるいのぶたバーガー」がそもそもの発端だったわけです。
道の駅ゆいゆい国頭にあった「やんばるいのぶたバーガー」のポスター
「コク深い甘味とワイルドな旨さ!」 美味しそうやんけ。
聞くところによるとA&Wの「やんばるいのぶたバーガー」は単品で850円、ドリンク(R)セットにすると1,000円(税込み)。
バーガーだけでもかなりボリュームありそうだけど、食いしん坊諸君はやっぱりサイドメニューとか欲しいところではないでしょうか。
光明が見えた!
A&Wがセットメニューを提供していないなら、DEEが独自に作ってやろうじゃないか!
ヤンバルバリューセット、略してヤンバリューセットだ!
ヤンバルならではの食材を探してみる
まずは森で見つけたカラギ。
ヤンバルでは、カラギの葉をお茶にしたり根っこの皮を乾燥させて泡盛に漬けたりと日常的に利用されているそうです。
昔の子供たちはカラギの皮をしゃぶっておやつ代わりにもしていたとか。
ほんのりシナモンの香り?
カラギ茶は商品化もされています。パッケージがかわいいのでお土産にもいいですね。
続いて向かったのは国頭スーパー。
一見ちょっとボロい普通のアパートですが、一階部分は立派なスーパーになっています。
バーガーのセットといえばポテトは必須。
国頭産じゃがいもをチョイス
他にも何かないかなーと見ていたところ、野菜コーナーで見慣れない言葉を発見。
「名護そば等はハイケイがある冷蔵庫にあります。」
ハイケイ?
一瞬何のことかと戸惑いますが、ハイケイとは廃鶏と書き、卵を産まなくなった鶏のこと。ヤンバルではバーベキューなどでもよく登場するのだそう。
ハイケイは小分けにされて売られていました。
これでチキンナゲットのヤンバル版「廃鶏ナゲット」を作ることにします。字面の悪さは気にしません。
食材探しとは関係ありませんが、スーパーの壁に貼られた出入り業者さんたちの連絡先の中にイノブタがいました。
いや、イノブタなのか??
さっそく調理を
まずは国頭ポテトを。
国頭産のじゃがいもは赤土で育つので皮の表面が赤っぽくなっていました。
洗って皮をむいて細切りに。
切ったじゃがいもはしばらく水にさらした後、レンジで4分ほどチン。少し透き通った感じになればOK。
加熱してみると、他のじゃがいもと比べでんぷん質が多いのかねちねちしている気が。
キッチンペーパーで水気をふきとり、カリッと感を出すため表面に小麦粉をまぶします。ビニール袋に入れてシャカシャカ降ると簡単ですね。
廃鶏ナゲット。
ハイケイは身と皮を一緒に細かく切り刻みます。
この作業、肉に弾力があるのでけっこう大変。こっそり経費でミルミキサーを買ってやろうかと思いました。
そこをぐっとこらえ、刻んだ鶏肉をボウルに入れたら卵・パン粉・牛乳を加えてよーく混ぜます。
量はタネの固さを見て適当に。
今回は既に味付けされているお肉だったので調味料は無し。香ばしいにんにくかじゃーが既に食欲そそります。
材料をよく練って混ぜあわせ、粘り気が出てきたら適当な大きさにまとめ、表面に唐揚げ粉をまぶします。
適当に作ったわりになんだかそれらしくなってきた!(嬉)
国頭ポテトと廃鶏ナゲットを揚げましょう。
それっぽい!
国頭ポテトにはヤンバル繋がりで、屋我地マースをふりました。
主役を買いに
「やんばるいのぶたバーガー」は9店舗/限定5,000個で4月中旬まで発売されています。
ヤンバル以外で山原猪豚を食べられる機会はそうそうないと役場の人が言ってました。
本当は店舗限定ではなくA&W全店舗で販売したかったけど、そうすると山原猪豚が約1ヶ月で絶滅してしまうらしいです。ひゃー。
店舗の入り口にはポスター
私、それ買います!
レジの前でもPR
私、それ買います!
では実食
A&Wでチーズバーガーセットも買ってみました。
見慣れたセットです。
対してこれが
DEEokinawaのやんばるいのぶたバーガーセットだ!
ゴージャス!
やんばるいのぶたバーガー
なんだこの大きさ!
ボリューミーで柔らかい!
これ本当に美味しいです。
でもDEEのサイドメニューも負けておりません。
カリッと揚がった国頭ポテトフライ
狐色の廃鶏ナゲット
そしてカラギ茶をソーダで割ったカラギティーソーダ
※興奮して写真を撮り忘れました。
国頭ポテトフライは厚切りでホクホクしていて塩加減もちょうどよく、
廃鶏ナゲットは正真正銘チキンなのでジューシー!味付けも抜群です。
カラギティーソーダはフワッとしたカラギの風味が口の中をさっぱりさせてくれて・・・
このセットはビックリするほど美味しい!!
まとめ
昨日のオチは
「イノシシ探すくらいだったらイノブタ食べたほうがいいよ!」
でしたが、今日は大きな声で提言させていただきます。
「A&Wさん、私たちをメニュー開発チームとして雇って!」
いやいやいや。
本当はこれ。
「ヤンバルは食材とネタの宝石箱やー!」
DEEokinawaはこれからも足しげくヤンバルに通うぜ!