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【沖縄 地名しりとり】和宇慶(わうけ)
前回の「寒川(さむかわ)」はこちらから。
さてさて今回「わ」のつく土地としてやってきたのは、中城村にある「和宇慶(わうけ)」集落。
いかにも沖縄っぽい漢字三文字の地名です。
国道329号線が走っているので付近を通り過ぎることはよくあったのですが、車から降り立つのは初めて。
わくわく和宇慶、どんな街♪♪♪
ええっと・・
人、いない。
がらーん。
集落の中心地にある和宇慶公民館。なかなかきれいな施設です。
でも、人、いない。
- 掲示板にはこの時期ならではのお知らせが。
- 塀のブロックに刺さったサン。隣にはカン。
- さしみの看板に思わず引き寄せられると、
- 琉舞研究所とさしみ屋のハイブリッド建物が。
- 売りタンク。売れるのか?
- あ!切り株が「でぃ〜」してる。
- 農耕車優先。
- やけに色合いがかわいい水道栓。
しばらくぶらぶらしてみましたが、どうも人の気配がしない和宇慶集落。
なんか狐につままれた気分!
電照菊畑でつかまえて
中心地から路地一本抜けると菊畑が目の前に広がっていました。
夜になると照明がキラキラと輝く、電照菊です。糸満市喜屋武集落のあたりも有名ですね。
今回 Wikipedia を見て初めて知ったのですが、あれは光をあてて開花時期を遅らせているんですね。(早めていると思ってました。)
- キクミネーションの立役者。
- あ!ようやく村人発見!
ようやく和宇慶んちゅーを発見。菊畑で作業している方達がちらほらいました。
農業には土曜日も日曜日も無いですもんね。ご精がでます。
シーサーがいっぱい
和宇慶集落で目についたのは、今ではあまり見かけなくなった赤瓦屋根の昔ながらの沖縄家屋。
それもきちんとシーサーがのっているおうちが多かったです。
その家の主人に似ると言われているシーサーはとても表情豊か。見ていて飽きません。
また、表札を見ていると「新垣さん」が多かったのも小さな発見。
まとめ
今回和宇慶を歩いてみて、特にびっくりするような発見はありませんでしたが、これが沖縄で普通に日々の暮らしを営んでいる集落の風景。
お天気が良い日曜日の昼下がりということもあり、のんびりとしてなんだかほっとする空気が漂っていました。
こんなところにおばぁの家や親戚の家があったらいいなあ。
それから、集落以外の人(しかも明らかにウチナーンチュではない)がぶらぶらと歩いているのが珍しいのか、目が合うと「あぃ」とみなさん笑顔を向けてくれたのが嬉しかったです。
仲良く散歩するおばぁたち。
和宇慶集落のみなさま、おじゃまいたしました。
さてさて、おきなわ → わかさ → さむかわ → わうけ と続いたので、次回はわうけの「け」から始まる地区をやんばるたろうさんがぶらり街歩きする予定です。
お楽しみに!