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よく似たあいつでジンジャーエール
突然ですがジンジャーエールをつくります。
いやー。寒くなってきました。
季節の変わり目にはやっぱりジンジャーエールですよね(強引)。
というわけで、今回はジンジャーエールを自作する、という話です。
(最初の茶番が必要ない方はこちらから)
「ジンジャーエール」といえば、コンビニなんかで売っている炭酸ジュースがほとんどですが、生姜と材料さえあれば驚くほど簡単にジンジャーエールをつくることができるんですよ☆
ジンジャーエールのレシピ(今回はこちらを参考にしました)
・生姜 100g
・砂糖100g
・水 100cc
・唐辛子 1/2本
・シナモン ひとかけら
・クローブ 2粒
・レモン 1/2個
・炭酸水 500cc
1.生姜をすりおろす
- このためだけにおろし金を買った
- 後悔はしていない。
まずは生姜をすりおろします!今回の量だとすっているうちに手が痛くなるけど我慢☆
2.生姜と材料を10分間火にかける
(私の特集でいつも出てくる鍋。そう、家に鍋がこれしかないのだ)
次に砂糖と水、すりおろした生姜を鍋に入れて、クローブ、シナモン、赤唐辛子と一緒に煮詰めます!火力は弱火で!
3.レモンを絞り入れる
10分間煮込んだら、レモンを絞りいれてひと煮立ちさせます!
4.しょうが汁を濾しとる
(これは味噌こしである)
レモンを加えたしょうが汁を濾して、生姜やスパイスを取り除きます!
5.粗熱をとって、冷蔵庫で冷やせば出来上がり!
これでできあがり!あとはこの原液を炭酸水で割ればジンジャーエールのできあがりです!
- 原液を炭酸水で割れば
- ジンジャーエールのできあがり!
生姜は体を温めてくれるし、温かい紅茶にいれてジンジャーティーなんかもできますよ!
ぜひご家庭でも試してみてください\(^o^)/
ここから本題です。
…ってまぁ長いネタふりだったんですけどね。
さて、読者諸兄は1枚目の写真から「おや…?」と思われたかもしれない。
このショウガ、なんか色が黒すぎないか…と。
そう…
こいつはショウガなんかじゃない!ウコンなんだ!
ウコンは沖縄では「うっちん」と呼ばれるショウガ科の多年草。ウコンを煎じたうっちん茶や、漬物に色をつけるうっちん漬けなどに使われている。最近は二日酔いに効くとされて、顆粒やドリンクとしても売りだされている。
前々から思っていたのだが、流石に同じショウガ科だけあって、ショウガとウコンの見た目はよく似ている。
ということは、ウコンでもジンジャーエールが作れるのではないだろうか。
早速つくってみよう
というわけで、早速さっきの手順を繰り返してみよう。
1.ウコンをすりおろす
色が汚いのは、皮ごとすりおろしたからなのだけど、まっ黄色である。そして強烈な漢方臭が立ち込めている。
手が黄色くなった。
2.うこんと材料を10分間火にかける
この光景、どこかで見たことはないだろうか?
そう、写真だけで見るとほぼカレーを煮込んでいるの図である。
アクの様子までカレーのそれである(清涼飲料水をつくってるのに!)。
3-5.レモンいれてウコン汁を濾しとって瓶にいれる
- ここまでくると
- むしろご飯が欲しくなってきた
ジンジャーエールを作っていたのに、いつの間にかカレーの何かを作っているような、そんな光景の写真が続いているが、臭いはやっぱり漢方である。この時点で家中がウコン臭い。
ウコンエールは「あり」なのか
- 気は進まないが
- ソーダで割ってみる
最後にウコンで作ったジンジャーエール、もといウコンエールの味見をして記事を締めたいと思う。
皆さんは「ウコンの力」という飲み物を飲んだことがあるだろうか?そう、お酒を飲む前に飲むアレである。ウコンエールの味は、アレの後味を10倍くらい濃くした漢方臭しかしない。
寒い冬の夜にも、夏の暑い日々にも飲みたくない清涼飲料水が出来上がってしまった。
というわけで、ジンジャーエールの自作はおすすめするが、間違ってウコンを買ったら大変だよ!というおはなしでした(しかし、生のウコンを美味しく調理する方法があるのだろうか?もしも誰か知っていたら教えてください!)。