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ギネスなタコライス
ウチナーンチュが愛して止まない食べ物、それはタコライス。
最近ではロコモコなどに並ぶおしゃれな食べ物として、本土のカフェなどでもよく目にするようになりました。
そのタコライス発祥の地といえば沖縄本島東海岸に位置する金武町。
先日その金武町で "世界一のジャンボタコライス" のギネス挑戦イベントが行われるという情報を入手したのでもちろん参加してきました。
ギネス記録に参加できる機会なんてそうそう無いこと!肝どんどんです。
ウチナーンチュはタコライスがお好き
臨時駐車場の金武漁港に到着してみると、会場のネイチャーみらい館への送迎バス待ちの長蛇の行列が!
「はっさよー、タコライス間に合うかねえー」
周りから聞こえてくる会話に聞き耳をたててみるとやはりみなさんタコライス目当て。
どんだけタコライス好きなんだ。
このあとバスに乗るまで30分以上かかったので来年以降行かれる際は朝イチがオススメです。
ギネスに初挑戦
実はジャンボタコライスを作るイベント自体は過去にも2回開催されたそうなのですが、正式にギネス記録に挑戦するのは今回が初めてのこと。
なんでもイギリスのギネス協会にジャンボタコライスの記録掲載を打診してみたところ、新しくタコライス部門の開設が認められたんだそうです。おおお、すごい!
はるばるイギリスからやってきた判定員の石川さん(左)。胸にかかえたギネスのバインダーが眩しいぜ。お隣の黄色いかりゆしウェアの方は金武の儀武町長です。
参加料200円と引き換えに手袋・マスク・キャップの三点セットが渡されます。
老若男女、日本人もアメリカンもみんなで給食当番スタイル。とにかくすごい人・人・人!
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タコライスづくり三点セット
- わいのわいの
いよいよ制作開始
まずは実行委員会の方々によって、会場中央に設置された長さ12m、幅1.8mの作業台にごはんとタコスミートが盛り付けられます。
- で、で、でかい!
- もはや運動場
そのあと一般参加者でレタス、チーズ、トマトを順にトッピングしていくのですが、とにかく参加者が多いのでひとりひとつかみレタスを撒き散らしたら流れ作業的に次のグループにバトンタッチとなります。
見よ、これがギネスに参加した瞬間だ!ひゃっほー!
作業台自体が測定器(計り)にもなっているのですが、おわかりでしょうか。
この時点で結構たわんでます。怖い。
- 野球少年たちもトッピン具
- 商工会女性部のおばさま方もトッピン具
なんか声の大きい人がいると思ったら、ジャック・バウアーの人が。番組ロケで参加してました。
主催者から発表されたこの日用意された食材の重量。
ごはん:310kg
タコスミート:208kg
チーズ:100.5kg
レタス:88kg
トマト:48.5kg
これらの材料は、キングタコスやGATE1など地元のお店8店舗が協力して用意してくださったんだそうです。ひゅーひゅー!
- パーラーポパイのオーナー
- キングタコスのミートの残骸
世界新記録、達成なるか!?
最後に儀武町長がトッピングを仕上げ、開始から約2時間でついにジャンボタコライスが完成!
判定員の石川さんによる重さの測定が行われます。
「重さ746kgで、世界最大のタコライスとして新しい世界記録達成です!」
(あれ?なんか各材料の重さを合計した数字より少ないけど誰かつまみ食いした?)
ワー!!! ギネス認定の瞬間。喜びに沸く会場。
いいですね〜、美しいですね〜。
ステージ上で正式に認定証が贈られました。誇らしげ。
美味なりギネスタコライス
そしてお待ちかねの実食。
商工会やスポンサーの方がテキパキと切り分けてパック詰めしてくれます。
じゃーん!これがギネスタコライス!
これでもかとパックにぎゅうぎゅうに詰めてくれています。
そしてミートのスパイスがしっかり効いていてお店で食べるよりも具沢山。めちゃめちゃ美味しかったです。ん〜、ギネス味。(謎)
2,000人分のタコライスだったそうですが、このあと無事完食されたそうです。
ほんと、どんだけタコライス好きなんだ。
ドンッ!これが金武町に贈られたギネス認定証。
興奮のあまり無意味に飾り立ててしまいましたよ。
てなわけで、美味し楽しいイベントでした。
世界に羽ばたけタコライス!