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青春の学び舎-沖縄県立芸術大学-
まずは芸大を散策してみましょう
県立芸大の校門。なんだか格式高そうです。
沖縄県立芸術大学(略して芸大)は首里城のお膝元にあり、校内から首里城を望むことができます。
真っ赤だなー。
芸大は今年で創立24年。現在までで3000名近くの卒業生がいるそうです。
建物がカッコいい。
こういうところからセンスは研ぎすまされていくのでしょうね。
芸大の中のマンホール。
沖縄県のマークは何かに似ていますね!
芸大のシーサーはおかしい
芸術大学と言えどそこは普通の大学。
20歳前後の学生たちが和気あいあいと過ごしていて、なんだか私まで学生に戻ったような気分を味わっていたのですが、チラチラ目にするシーサーがおかしい。20歳に戻りたい私の気持ちに水をさすのです。
シーサーは通常2体で一対のはずですが、芸大校内にはまばらに置いてありました。
校門の上の2体。妙にカラフル。
元気っ子!
悪霊を祓う気はなし。
ぽや〜。
どうした!?何があった・・・
シーサーというよりむしろ悪霊。
在学生をナンパしてみた
話を聞かせてくれたのは美術工芸学部1回生の女の子たち。
沖縄県内出身で将来美術系の仕事に就きたいと考え、4年間専門的に美術について学べる芸大に進学したそうです。
絵を描く以外にも、一般教養や今まで知らなかった石工のことなども学べて楽しい!
と目を輝かせていました。
大人の芸大祭には行くのかと聞いてみたところ、残念ながら本学の大学祭の準備があって行けないとのこと。
でも卒業生のひとたちが活躍しているのを知るだけでも、刺激になるし希望になるよね。
頑張って勉強してね!
大人の芸大祭へ
芸大の卒業生は、一般企業でバリバリ勤める方、教員となり後進の育成に携わる方、芸能の道を邁進する方、デザイン会社などを立ち上げる方、などなど、さまざまな業種で活躍されています。
その中から今回は8名の方が舞台にあがられました。
比嘉 雅人さん(声楽専攻1期生)QAB琉球朝日放送 報道デスク
比嘉 いずみさん(琉球芸能専攻1期生)
阿部 修さん(琉球芸能専攻2期生)
志喜屋 徹さん(デザイン専攻2期生)株式会社電通 アートディレクター
眞榮平 房修さん(工芸専攻4期生)芸能プロダクションオリジン・コーポレーション代表
又吉 浩さん(デザイン専攻8期生)アニメーション作家
首里 フジコさん(デザイン専攻8期生)シンガー・パフォーマー
よなは 徹さん(琉球芸能専攻10期生)アーティスト
うーん、豪華だ。
この面々が同じ時代に机を並べて学んでいた、というのは部外者目線で考えるとすごく不思議です。
幕開けはかぎやで風
よなは徹さんのライブ
古典以外を芸大の舞台で演奏するのは初めてだったそう。
『大人の芸大祭』の名にふさわしい首里フジコさんのフェロモン体操
現在はその業界の第一線で活躍されている方々なので、もちろん公演自体も面白かったのですが、それ以上に出演者同士のつながりが見られて面白かったです。「在学中からまとめ役だったよね」とか。
なんだかいいですよね。
さてさて、11月2日〜3日には現役学生たちの芸大祭も行なわれます。
将来の有名作家や芸の達人に会えるチャンスかもしれません。お時間があえば行ってみてはいかがでしょうか。
探せばもっとシーサーもいそうですしね。