【建物探訪】名護市庁舎がカッコいい

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沖縄本島にある市として最北端に位置する名護市。
本島の市町村の中では一番広い。

この名護市の市庁舎がとてもカッコいい。
国道58号線沿いに建っているので多くの人が見たことあるだろう。

DEE的建物探訪シリーズとして、今回は名護市庁舎をご覧いただこう。(勝手にシリーズ化した)

とにかくカッコいい。

正面から。超カッコいい！

竣工したのは1981年（昭和56年）4月。いまから29年前のこと。*2010年10月現在
その年の日本建築学会賞の作品賞も受賞しているスゴい建物なのだ。

スロープもカッコいい。

外壁のあちらこちらに花ブロックが使われていて風がよく抜けるようになっている。
2001年の沖縄サミットの時にパソコンなどの機器が増えたため空調機が導入されたそうな。
それまではエアコン無しで使ってたんだそう。今となっては逆に冷房が効きにくいんだとか。

バーゴラ。

バーゴラにはブーゲンビリアなどの緑が天然の日よけになっている。
日差しは遮るが風は通す。天然の風はとても気持ちが良いのです。

ブーゲンビリアの日よけ。

新築当時はかなりキツいピンクだったらしいのですが、今は落ち着いていい感じの色に。

裏側から。緑が多い。はー、カッコいいわー。

形がおもしろい。こんな家に住みたい。

とにかく沖縄っぽい名護市庁舎。
その沖縄っぽさをだしてるのは花ブロックなどピンクのブロック。
ガジュマルやブーゲンビリアなどの木々。

あとシーサー。

ここ名護市庁舎には56体のシーサーがある。
シーサーは1体、もしくは2体が対になったものが普通だと思うのだが、明確な決まりはなさそう。
でも名護市庁舎は56体。すごく多い。

なぜ56体もあるかというと、名護市内の集落の数が55。
そこに名護市庁舎を足して56になるというわけ。
56人の職人さんの手によって作られたシーサーは一体一体違う。

せっかく行ったので56体のシーサーを撮ってきた。
いろいろなシーサーがいるので見比べてみてください。

シーサー56

ここで半分

気になったのを何体か見てみよう。

非常に個性的なシーサーがありますねぇ。

写真を見てたら気づいたことが...

あれ？55体しかないじゃないか！？

もしかして

おんぶシーサー。なんか生えてきてる。

これが2体とカウントされて56体なのか？

気になるので名護市役所に問い合わせてみた

以下、市役所の方と電話でのやりとり。

僕　　「そちらのシーサーは56体あるのでしょうか？」
市役所「はい、56体ございます」

「数えてみたのですが55体しかいないんです」
「少々お待ちください」

担当者っぽい方に替わる。

「56体あるときいたのですが、数えてみたら55体しかいないんです」
「はい、55体ありますよ」

「えっ」
「えっ」

「56体じゃないんですか？」
「えーっと、今担当の者が昼休みでして...昼過ぎにもう一度お問い合わせください」

再び問い合わせてみた。

「さきほどシーサーの数の件で問い合わせた者ですが」
「あー、シーサーの数ですよね？」
「56体ですよ」
「えっ、55体ではなく56体？」
「それはおんぶしているシーサーを1体と数えてですか？」

「はい」
「とても小さいのがいるので見つけにくいかもしれませんが56体います」

たぶんこれが小さいシーサー。これは撮ってあるんですよ。

ただの撮り忘れだったかも

シーサーが乗っている柱の数を数えてみると18本。これに3体づつ乗っているので18×3=54
スロープの上に2体いるので合計56体。

56体いるじゃないか。

すべての柱にいるシーサーを撮ったのだが、似ているシーサーがあるので見落としているのかも。
さすがに今から再び撮りに行くわけにはいかない。(名護まで1時間以上かかるよ)

しかも全部撮影するのに1時間以上かかる。

なので今回は55体でごめんなさい。
 

まとめ

なんだかとても中途半端な記事になってしまったが、とにかく名護市庁舎はカッコいい。

今回はシーサー56を結成できなかったが、後日再び撮影に行ってコッソリと追記しておこうと思う。

普段、何気なく通って見ている名護市庁舎。
美ら海水族館水族館の行き帰りに通り過ぎず、立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

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