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沖縄のいろんなものをかき氷にして酷暑を乗り切る
今年の夏は暑い。とにかくひたすら暑い。
ふとニュースサイトを開いたら「9月史上最高気温が242地点」「スーパー残暑」だそうな。この調子でいくと9月もまだまだ暑い日がつづきそうである。
そんなときこそかき氷
だらだら前置きしても仕方ないので本題へ。この酷暑をどう乗り切るか?
そんなときはやっぱりかき氷である。
(「笑味の店」のかき氷。シークワーサージャムが氷の上にのっていて絶品)
というのも、先日大宜味村にある「笑味の店」というお店で食べた「シークワーサーかき氷」がとても美味しく感動したからに他ならない。
そういえばこの前の記事でもシークワーサーかき氷が登場していたし、沖縄のものをつかってかき氷をつくればきっとおいしいものができるに違いない。
まずは準備から
(沖縄といえばスティッチですよね!)
さっそく、ホームセンターで「かき氷器」を購入。地味に2,000円くらいした(電動!)が後悔はしていない。
次にかき氷にかけるものをスーパーで買ってきた。左から
- ・泡盛コーヒー
- ・沖縄パイン(パインジュース)
- ・マンゴー100(マンゴージュース)
- ・ヒラミ8(シークワーサー果汁)
- ・沖縄黒糖の黒みつ
- ・発酵ウコンGold(オチ担当)
である。かき氷をつくり、さっそくこれらをかけてテイスティングしてみよう
果汁ジュースをためしてみる
まずは「沖縄パイン」から。
「沖縄パイン」かき氷
…いけない。なんか絵面的にすごく地味である。
気を取りなおしてまずは食べてみる。「沖縄パインかき氷」は結論からいうとほとんど味がしない。後味にパインの酸味がかすかに残るがほとんどプレーンな氷の味だった。
次は「マンゴー100」をためしてみる。
「マンゴー100」かき氷
色は鮮やかなオレンジ。氷にかけると濃厚なマンゴーの香りが漂ってくる。これは結構イケているのではないか。
…と思ったら、やっぱり味がない。香り・色がいい感じなのにとっても残念な感じである。
途中経過での結論1
果汁ジュースはかき氷に不向き
よくよく考えたらかき氷のシロップは単体では飲めないほど砂糖砂糖している。果汁ジュースは濃度が薄すぎてかき氷には不向きなようである。
ちなみにこの果汁ジュース、どちらも1本400円くらいするのである。なんだかとっても悔しい。
本命のシークワーサー
ここで、本命のシークワーサーをためしてみる。
「ヒラミ8」かき氷
先にあったとおり、果汁ジュースはかき氷には薄すぎるのだが、心配ご無用。この「ヒラミ8」は4倍に薄めて飲む濃縮果汁である。
色は少し緑がかった黄色、柑橘系のにおいが爽やかだ。味も文句なし。「笑美の店」で食べたシークワーサーかき氷にかなり近い。これは普通にみなさんにおすすめできる。
途中経過での結論2
シークワーサーは鉄板
全然結論と関係ないが、「ヒラミ8」は水で4倍に薄めると「果汁10%」。あれなんか計算おかしくないか…?
黒糖をためしてみる
沖縄ではかき氷に黒みつで煮た豆をかける「ぜんざい」でも有名である。きっと黒糖だけでもおいしいはずだ。
…なんか妙にマーブルになってしまった。
味にもムラがある。なによりも冷やしたことによって黒蜜が固まってしまい、水飴食べているみたいである。
途中経過での結論3
黒糖だったらおとなしくぜんざい
黒みつだけでは氷とよくなじまない。多少工夫すれば美味しくできそうなのだが、おとなしく「ぜんざい」食っとけ。
変り種(オチ担当)、コーヒー泡盛とウコンGold
ここまでくるとどんどん「かき氷」というものから離れていってる気がする。
コーヒー泡盛は泡盛をコーヒーで割ったもの。このコーヒー泡盛にはさらに砂糖が入りリキュール仕立てになっている。
昔かき氷のフレーバーに「コーヒー」があった気がするが、ひたすら苦い。そういえば一個前に黒糖かき氷食べたので舌が馬鹿になってるのかもしれない。しかし、この苦さは罰ゲームレベルである。
最後に沖縄モノで「ウコン」はどうだろう。本当はウコンの生搾り的なものが欲しかったのだが、手に入らなかったので栄養ドリンクの「発酵ウコンGold」で試してみる
意外に色はこれまでのかき氷の中で最もかき氷っぽい。レモンフレーバーのかき氷の色に酷似している。
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味はもちろん最悪だった。
(すぐ捨てた。)
途中経過での結論4
泡盛かき氷→ウコンかき氷で二日酔い防止!
もうかき氷じゃないですね。すみません。
やっぱりシークワーサー
といわけで紆余曲折を経たが、沖縄かき氷フレーバーNo.1には是非シークワーサーを推したい。酸味、味ともにかき氷として充分やっていける味である。
内地で酷暑にあえぐみなさまも是非シークワーサーかき氷をお試しあれ!