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国頭村の展示室がめちゃめちゃ面白い
国頭村奥間にある道の駅「ゆいゆい国頭」。皆さんはその中に小さな自然や歴史の展示スペースがあったのをご存じでしょうか?その展示スペースがリニューアルされ去年の12月からプレオープン。めちゃくちゃ面白い空間になったので本日はご紹介したいと思います。
その名は「よっしゃあ国頭体験室」
新しい展示室の名前は「よっしゃあ国頭体験室」。テンションが高めのネーミングですが、国頭村を中心に有名な「よっしゃあ金城」さんという方がマスコット的な位置づけになっています。
まず入り口を見てください。なんとトンネルになっています。
このトンネルはかつて国頭の入り口にあった「大國トンネル」の模型。いいですねぇ。ワクワクします。
展示室の中はこんな感じ。
めちゃくちゃデカいハブのオブジェがあります。実は我々DEEokinawaもこの展示室の企画の一部に関わらせて頂いて「巨大ハブオブジェ」というやつを提案させていただきました。想像よりも5倍くらいおっかない仕上がりです。
こちらを見てください。こちらも我々が提案した「沖縄本島足つぼマット」です。南部あたりはほぼ平坦なので余裕で歩けますが
高い山が多い北部は容赦なく足に山々が食い込みます。激痛とともに沖縄の地形を足で実感することができる仕組みとなっています(他にも等身大の宇良関フィギュアとかを提案したんですが丁重にお断りされました)。
他の展示もかなり面白いものになっています。
国頭村と言えば自然だけが取り上げられがちですが、宇佐浜式土器という特徴のある形の土器が出土したことでも有名です。上の写真は宇佐浜式土器の復元パズル。
こちらは国頭村辺戸にある「義本王」の墓をモチーフにしたブロック。正しく組み上げることで義本王の墓が完成します。
義本王の墓からは、一定以上水を入れると全部水が底からぬけてしまうふしぎな「十分杯」が出土しているらしいです。ここでは実際に十分盃に水を注いで試すことが可能。
なんと発掘体験もできます。奥の方に見える土には骨格標本ミニレプリカの一部が入っていて無事発掘できた骨は組み立てられて名前付きで展示されています。
考古分野だけでなく、民俗分野の展示もイカしています。並んでいるのはイノシシに見立てた発泡スチロール製の冬瓜。
国頭村与那のウンジャミではこのイノシシに見立てた冬瓜を弓矢で射る儀式があります。ちょっと射的にみたいになっていますが、そちらを体験できるというわけです。
自然系では植物のカルタがあるのですが、
このカルタを使ってカードバトルができるようになっています。全ての展示に遊び心があってよいですね。
展示物のひとつひとつがちゃんと考えられて、大人も子供も楽しみながら国頭村の歴史、民俗、自然を体験できる「よっしゃあ国頭体験室」。半日くらいは時間を忘れて楽しめそうな素敵スポットになっています!国頭村のチームラボ遊園地と言っても過言ではないでしょう(行ったことないけど)。
現在「よっしゃあ国頭体験室」はプレオープンで開館しているのは平日の10:00~11:30、13:30~16:00ですが、4月中は不定期で土曜日も開いているそうです。今なら体験料も無料なので最後の春休みの思い出作りにいかがでしょうか。DEEokinawaの名前も記載があるので探してみてくださいね。
そして皆様に朗報です…!
「よっしゃあ国頭体験室」に行った際に「DEEokinawaを見た」と伝えると粗品をプレゼントだそうです(先着順だと思いますので終わってたらすみません)!!