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ミキがシャレオツなスイーツになる
「ミキがシャレオツなスイーツになる」…なんか早口言葉みたいになってしまいました。
皆さんは「ミキ」をご存じでしょうか。
ミキは細かく砕いた米を炊いて発酵させた飲み物で旧暦6月のウマチーなどの行事で振る舞われたりするもの。発酵して甘みと酸味が出ているので、味については「ちょっと甘酸っぱい重湯」みたいな表現が一番しっくり来るような気がします。
余談ですが昔は村の乙女が米を噛んで作っていたそうでそちらを再現したこともあります。
そんな沖縄のミキがなんとめちゃくちゃオシャレなスイーツになっていたのでご紹介したいと思います。
ミキを使ったミキボウル
場所はこちら。恩納村にある万座毛の観光施設です。昔は闇市みたいなお土産物屋が印象的でしたが2020年くらいに近代的な施設ができあがっています。
中にはお土産物屋や飲食のお店があるのですが、その中にあるのが「ミキボウル」というお店です。
「ミキボウル」とはその名の通りミキの上に果物とソースをトッピングした食べ物。アサイーボウルの沖縄版と言ったところでしょうか。
早速頼んでみるとこんな感じのものが出てきます。ピンク色なのはグァバのソースだそうで他にもマンゴーソースがかかったものもあるようです。
スプーンですくって出てきた白い部分がミキになっています。ちょっと驚いたのですがミキがしっかり冷やされてシャーベット状になっています。いつも生ぬるいミキを飲んでいた僕にとっては想像していたよりもずっとスイーツで本当に不思議な気分になります。
これまでも世にミキが取り上げられることはありましたが、大体は健康ドリンク的な取り扱いでした。それをここまでオシャレに昇華できたのは発明だなとちょっと感動してしまいました。ちょっとお値段はしますが、気になる方はぜひ食べてみてください。