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旨くて辛い!中城村産の在来種島唐辛子「中城ヂゴレ」
中城ヂゴレとはなんぞや
先日、中城村にある沖縄そば屋さんを訪れたときに、レジ前で見慣れぬ商品が売られているのを目にしました。
「中城ヂゴレ」という名前の島とうがらしのようです。中城村のキャラクター、ごさまるくんもいます。
島とうがらしといえば、主に沖縄そばの薬味コーレーグースに使われている沖縄在来種の唐辛子のこと。いわゆる「鷹の爪」と呼ばれている一般的な唐辛子よりもかなり小ぶりなサイズが特長です。
そんな島唐辛子のなかでも、さらに中城村産の在来種だという中城ヂゴレ。粉末一味を購入しました。
粉末の他には、粗挽きタイプと瓶入りタイプがあるようですがこのときは売り切れになっていました。
一般的な島唐辛子と比べて実が大きく、独特な辛味と強い旨味が特徴だそうです。
現在のところ中城ヂゴレの生産農家は中城村内に数軒あるのみで、かなり流通量が少ないのだとか。
実は先日開催された沖縄の産業まつりのありんくりん市で、この中城ヂゴレを使ったチョコレートが販売されていたとのこと。残念、見逃してた!
汁物に合ーうーーー!
沖縄もようやく最近寒くなってきたので、夕飯に出したお味噌汁に入れてみました。
初めてで辛さの見当がつかないので少なめにパッパッ。
ずず・・・
おお、これは少量でもなかなかシャープな辛さ!
でも辛さは喉に残らずスッと消えてじわっと旨味が残る感じです。
お椀いっぱい飲み干す頃にはすっかり身体があたたまりました。
沖縄そばをはじめ、汁物や鍋物、出来上がったカレーにあとからちょっと辛みを加えたり、細かい粉末なのでポテサラに混ぜたりしても美味しそう。
めったにお目にかかれず幻ともいわれている中城村産の在来種島唐辛子「中城ジゴレ」。
辛いもの好きな方は見かけたらぜひゲットしてみてください。