2023.09.07

「首里バス」の復刻は続くよ、どこまでも

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
先日、見慣れない深藍色と白のツートーンカラーのバスが走っていた。気になってついて行ってみると戦前から復帰前に走っていたバスだった

先日那覇を車で走っていたら、見かけた深藍色と白のツートーンカラーのバス。こんなカラーリングのバスってあったっけ?どこの会社のバスだろう?と思っていたら営業所に戻って行くのが見えたので着いて行ってみることに。


清掃を待つバス

正面に立つとNaha Bus(那覇バス)のロゴがありますが、隣の普通の那覇バスとはやっぱり違います。
フロントガラスの下にある「り」は旧首里市の市章ですね。

後ろ側には那覇バスではなく「首里バス」と書かれていました。

復刻された「首里バス」でした

営業所の方にお願いしてバスの中を見せていただくことに。

車内にはたくさんの資料が掲示されていました。

資料を読んでみると、このバスは沖縄が本土復帰前に那覇市を拠点に運行していた「首里バス」のデザインを復刻したもの。昨年(2022年)の復帰50年にを記念して復刻号が走っているとのことです。

首里市営バスだったので、旧首里市章のロゴが使用されていたとか。「4(し)」の「ユ」の中の「り」とを図案化しているんですね。おもしろ。


4ュり

那覇バスの方によると当初は今年の3月でバスの運行は終了予定だったものの、乗客のみなさんから続けて欲しいのいう声が多く届いたため期間未定で現在も運行しているとのことです。
運行は南風原新川を起点とした14番「牧志開南循環線」。通常の路線バスと併用で運行されているため、復刻バスに乗るのは運次第。
でもすれ違うだけでもちょっと得した気持ちになれるので、牧志開南循環線ぜひご注目ください。

関連する記事

フォローしたらいいことあるかもよ

DEEokinawaの新着記事や裏話、面白写真などが毎日届くかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ