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あなたは本当に「石敢當?」を探す
沖縄の街角でよく見かける「石敢當(いしがんとう)」。
沖縄初心者の観光客からは、表札と間違われることもありますね。
今さら説明するまでも無いかもしれませんが、石敢當とは
「マジムン(悪霊的なもの)は直進する性質を持つため丁字路や三叉路などの突き当たりにぶつかると向かいの家に入ってきてしまうと信じられている。そのため、丁字路や三叉路などの突き当たりに石敢當を設け、魔物の侵入を防ぐ魔よけとする。魔物は石敢當に当たると砕け散るとされる。」(wikipedia)
という魔除けの一種です。
ちなみに「石敢當」の漢字表記に関しては、石敢當の他にも石敢當、石巌當、石巌当、石巖當、石巖当なども使われます。
石敢當ですか?
さて、こちらは一見どこにでもあるような石敢當ですが、よくみてください。
石じゃなくシール。シール敢當です。
ただ石敢當は一説によれば中国の強い武将の名前なんだそうです。なので「石」である必要ないので魔除け効果には問題はないと思われます。
今日はこういうのをいくつか紹介しますよ!
プラ敢當
これはもはや石と同じぐらいよく見るプラ敢當。
設置も簡単で、気軽に魔除けできそうでいいですね。
紙敢當
せんべろ屋の角で見つけた紙敢當。
マジムンではなく酔っ払い避けに使われていますね。
抱瓶敢當
なぜかタイヤの中に置かれた抱瓶(だちびん)に石敢當。なんでもあり感に好感が持てます。
ネオン管敢當
後ろが石っぽいので石敢當感がありますが、文字はネオン管で書かれています。
夜には光るのでしょうか。
石敢堂
最後はちゃんと設置されている石敢當でありますが、當が。當が。。
と思いましたが、調べてみると世の中には「石散當」や「石岩堂」などもあるようなので、石敢當は素材も表記もなんでもありな懐の深い魔除けなのかもしれません。マジムンがどう思っているのか聞いてみたいところですね。本日は以上です。