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今年は沖縄のピクトグラムを集めよう

連載

2023.01.11

今年は沖縄のピクトグラムを集めよう

沖縄の道路看板にあるピクトグラム。実は沖縄独自のものが45種類あるらしい。ピクトグラムをコンプリートすべくあちこち回ってみた

明けましておめでとうございます。旧年中は皆様に大変お世話になりました。
年末年始はゆっくり休めましたか？僕は年末にパソコンが壊れるという悲劇に見舞われまして、ずっと復旧作業に明け暮れていました。
結局パソコンも買い換えて心機一転今年は頑張ろうと思います。

さて、僕の今年一発目の記事は（DEEのTiwtterでもつぶやきましたが）沖縄のピクトグラムについてです。

普段道を走っていると目にする道路看板。行き先とピクトグラムが入っているものがあるのですがあのピクトグラム、実は沖縄だけのものが結構あるらしいのです。

クリックするとでかい画像で開きます

上の写真は国頭村の道の駅で撮ったものなのですが、それによれば全国共通の7種類のピクトグラムに加えて沖縄には独自のピクトグラムが45種類あると書かれています。
また、ピクトグラムが青と緑の二色の背景になっているのも沖縄県独自。青＝「海や空（希望）」、緑＝「大地（癒やし）」を表しているらしいです。

上の一覧、ちょっと見にくいですが「御嶽」だったり「闘牛場」だったり「サキシマスオウノキ」だったりとなかなかマニアックなものもあり、「海のドリーネ」だったり「遠見台」だったりそもそもどこにあるのか検討もつかないものもあります。

そこで、今年一年かけてピクトグラムを全て網羅してみよう、という挑戦を行いたいと思います。

現時点で集めたピクトグラムたち

まずは過去に撮りためているピクトグラムをご紹介しておきます。

架橋島、自然公園

冒頭の写真にもあった「伊計島」などに付記されているピクトグラムは「架橋島」。橋を渡って行ける島のことですね。うるま市あたりでよく見かけます。「野鳥の森自然公園」に付記されているのは「自然公園」のピクトグラム。

撮りためた写真の中では広大な湿地を有する漫湖の案内板も「自然公園」でした。ちなみに公園のピクトグラムは他に「一般公園」「運動公園」があるようです（逆に一般公園はどこなのか…）。

グスク、石畳、庭園

続いて金城町の石畳はまんま「石畳」のピクトグラム。首里城公園は「グスク」のピクトグラム。識名園は「庭園」のピクトグラムが付記されています。

なかなか案内板がある石畳って思いつかないのですが、金城町の石畳以外にもこのピクトグラム使われているんでしょうか。

沖縄の古住宅

北中城村にある仲村家住宅のピクトグラムは「沖縄の古住宅」。上の中城城趾は先出の「グスク」になっていますね。

ヤチムン、市場

ヤチムンの里壷屋のピクトグラムは「ヤチムン」。牧志公設市場のピクトグラムは「市場」。市場のピクトグラムは魚と野菜が書かれていてなかなかかわいいです。

鍾乳洞

琉球八社である普天間宮にある案内板は「普天間鍾乳洞」となっており、ピクトグラムは「鍾乳洞」。本堂の横に普天間宮の発祥となった鍾乳洞があり見学することができます。

記念館、博物館等、美術館、劇場、一般公園

那覇市の若狭にある「対馬丸記念館」のピクトグラムは記念館、博物館等。一覧表によれば他にも「美術館」「美術館・博物館」のピクトグラムも存在しており、分類が気になるところです。

対して浦添美術館のピクトグラムは「美術館」になっています。国立劇場おきなわのピクトグラムは「劇場」、浦添大公園は自然公園かと思いきやピクトグラムは「一般公園」。

「劇場」だと最近できたなはーとも劇場のピクトグラムが使われています。

ヒルギ林、ダム、植物園、役場、動物園

こちらは大宜味あたりで撮ったもの。慶佐次湾のヒルギ林は「ヒルギ林」のピクトグラムが使われていますが、なかなか使い所の無さそうなピクトグラムです。福地ダムと大保ダムは「ダム」、東村役場は「役所」、つつじエコパークは自然公園かと思いきやピクトブラムで使われているのは「植物園」。

植物園があれば、動物園も当然あります。名護のネオパークのピクトグラムは「動物園」。

滝、ビーチ、展望台

こちらは「滝」と「ビーチ」。滝のピクトグラムは北部あたりで結構見ます。

こちらは「展望台」のピクトグラム。

こちらは沖縄だけでなく、全国共通（多分）ですが「道の駅」ピクトグラム。

情報通信

こちらは他とジャンルが違ってそうな「情報通信」のピクトグラム。

岬

最後は残波岬に配されている「岬」ピクトグラム。そして読谷村歴史民俗資料館のピクトグラムなんですが、実は最初の一覧にないのです。多分これは「博物館」のピクトグラム。ということは博物館には「記念館、博物館等」と「博物館」のピクトグラムが存在していることとなり、かなりややこしい状況です。