軽石を使った「かるいしウェア」を作った話

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火山噴火で流れ着いた軽石でかりゆしウェアをもじった「軽石(かるいし)ウェア」を作ったらいいのでは。という考えから端を発したエイプリルフールの制作日記です。

4月1日はエイプリルフールでしたね。我々DEEokinawaでは軽石を使ったかるいしウェア専門店の公式通販サイトを公開する、というネタをお送りいたしました。


すでに閉店しました

終わったネタについて語るのはあまり本意ではないのですが、せっかく頑張ったので「軽石(かるいし)ウェア」のメイキングについてご説明したいと思います。

軽石回収

まずは材料となる軽石を拾いに。もう最近では軽石のニュースを耳にすることもほとんどなくなってきましたが、県内の海岸には大なり小なり漂着した軽石がまだまだある状況です。ただ、回収が進んでいたり他所へ流れていったりで一時期よりはだいぶ少なくなってきている気がします。

収集したのは浦添東海岸にあるサンエーPARCOシティ前の小さな砂浜。
無数にある軽石の中から、かるいしウェアにふさわしい手頃なサイズの軽石をチョイスしていきます。

ウェア開発の試行錯誤


デザインスケッチ

軽石をウェアにする方法ですが、いかんせん石なのでそのまま固めると着る人の動きが制限されすぎてしまいます。
そこで首輪のようなものに繋げてのれん状に垂らすことに。

軽石に穴を開けて紐を通したら...
割れる

ひとつづつテグスで繋げようにも時間がかかりすぎます。

グルーガンで軽石をくっつけたら...
火傷しました

火傷をしつつもグルーガン案を採用し、7cmぐらいの軽石棒をたくさん作りました。

これもまた地味な作業で、なかなかつらいものがありました。

その軽石棒をテグスで繋ぎ合わせ、長いのれんを作ります。


首輪にのれんをつなげて着てみたところ

サバイバル生活中かな?

この日は3/30の夜中だったのですが、これを見た瞬間に今年のエイプリルフールはダメかもしれないと思いました。

肩パッドがあればいけるのかもしれない!

果たしてどうなるのか。

完成しました

旬な素材を大胆にまとう、大人の遊び心をくすぐる一枚

大胆かつ繊細なデザイン
職場でも一目置かれる旬な着こなしに

渾身の結果はご覧の通り。
のれん状の軽石棒の数を増やしましたが、それでも隙間が空きすぎているという問題前に、時間の経過にともないボロボロと落ちていく軽石。
流出を食い止めるべく、人間ごとテープでぐるぐる巻く仕様に。

ちなみにさきほどと髪型が違いますが、3/31に散髪に行きました。

横から
後ろから

胸にワンポイントで軽石をつけてみたウェアも作ってみたのですが、これが一番よかったのではと思いました。

沖縄の他のエイプリルフールネタ

沖縄各所で観測されたエイプリルフールネタについてもご紹介しておきます。

ユニオン

ファッションキャンディ

沖縄ご当地VTuber 根間うい

沖縄こどもの国

沖縄パイオニアフーズ

おきなわ部情報局

ちゅらデータ

RBCiラジオ

A&W

子宝ちんこすこう

沖縄県立図書館

よいですね!来年は沖縄のエイプリルフールネタをリアルタイムで集めてみても面白いのかなと思いました。

というわけで、本日はエイプリルフールネタかるいしウェアのメイキングのお話でした。年々制作期間が短くなっていくDEEokinawaのエイプリルフール。来年はいったいどうなってしまうのでしょうか。来年にご期待ください。

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