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Photoshopの新機能で沖縄を冬にできるか
昨日から行われている「Adobe MAX 2021」というイベントで、Adobe社の製品(イラレとかフォトショップなどです)の新機能などが次々に発表されているのですが、その中でもデモンストレーションを見ていて、思わず「うお!」と声をあげてしまったのがphotoshopに追加された「ニューラルフィルター」の風景ミキサー。
ボタンひとつで、写真をまったく新しいものに生まれ変わらせるというものですが、イベントでは青々とした山の風景が一瞬で雪に覆われた山岳になり、または夕焼けに包まれたりと、自分の手でやってと言われたら何時間もかかりそうなことが、ボタンひとつで一瞬でできてしまい、AIの技術すごすぎ!!と思わずにはいられないものでした。
それからすぐにみんな試したのでしょう。ネットにはニューラルフィルターを使った写真がバンバンあがりだしました。
わたしもやってみたい!
ということで今日は撮り溜めた沖縄の写真を、フィルターだけで冬にできるのかやってみました。
ニューラルフィルターを使う
風景ミキサーだけでなく、いろんなものがあるようです。
やり方は加工したい画像を読み込んだら、プリセットで用意されている画像の中から加工後に近づけたいものを選び、下のスライダーで強度などを調整するだけ。
実際にやってみましょう。
沖縄を冬っぽくできるのか
写真は竹富島の旅館です。
赤瓦、シーサー、ブーゲンビレアと沖縄感満載の写真が、本当にボタンひとつで冬になるでしょうか。
プリセットの中から左上の冬山を選びます。
え、あ、おお。え?
なんだろう。冬っぽくはなりましたが、思っていたのと違う。色が抜けただけに見えます。
先日記事になった外も中もカッコ良い名護市庁舎はどうでしょうか。
ああ。うん。
凍った感じはありますが、こういう加工をするという脳みそにフィルターがかかった状態なので凍っているように見えるだけで、何も知らずにこの写真を見てもわけがわからなそうです。
建て替え工事が進む公設市場。写真は建て替え前のもの。
違う違う。
やってみてわかったんですが、屋内に冬を持ち込むのはAIでも結構至難の技っぽい。
ちなみに人間などは自動で加工対象から外されます。
宮古島の海は本当にバスクリン色なのかで訪れた砂山ビーチ。
おお!初めて理想に近づきました。
天然のトンネルになっている岩部分は雪に覆われているように見えますが、後ろが青い海なので、どういうこと?と脳が混乱します。
竹富島。以前は登れていたなごみの塔からの風景。
はい。日本昔ばなし。
赤瓦屋根が茅葺き屋根のようにも見えます。ああ、囲炉裏さ、あたりでー。
首里の赤田のみるくさま。
お腹!お腹かくして!冷えちゃう!
沖縄の夏の風物詩エイサー。来年は見れたらいいですね!
猛吹雪!
小浜島のシュガーロードにいたヤギ。
のどかです。笑っていますね。
お顔が雪まみれ!
(被写体を保持にチェックを入れたら回避も可能です)
まとめ
ということで、写真素材によっては「沖縄に雪が降った!」みたいな写真も簡単にできてしまいそうです。つまりAIの進化に合わせて、わたしたちも読み解く能力をあげていかないと、ということですね。
今回は誰も騙せなさそうな写真しかできませんでしたが!
本日は以上です。