名護のファミリーマートには200年前の井戸がある

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郵便局と併設されている、病院の中にある、などちょっと変わったコンビニエンスストアは世にあるが、名護のファミリーマートには200年前の井戸がある。どういうことなの?

普段何気なく利用しているコンビニエンスストア。

どれも同じように見えますが、たまに郵便局やカラオケ屋とつながっているものがあったり、何かの施設に入っていたりと、ちょっとした変わり種コンビニというものが存在します。

そしてこちらは「ファミリーマート 名護郵便局前店」。名護市の市街地に存在するこの店舗ですが、他のコンビニにはないすごい特長があるのです(まぁタイトル見たらわかりますけど)。

それがこちらです。…ちょっとなんだが分からないですね。

なんとファミリーマート 名護郵便局前店にあるのは200年の歴史があるという井戸。

全国広しといえども200年前の井戸が設置されているコンビニはここだけなのではないでしょうか。

看板の下の方には「井戸が作られた時代の琉球」としてちょっとした豆知識が記載されています。この井戸が作られた時代の琉球国王は第15代国王の尚温王で、1784年から1802年の間にできた井戸のようです。

井戸の囲いには鍵がかけられており

井戸は半分ファミリーマートの店舗にめり込む形になっています。

ちなみに店舗側からは井戸は確認できません。

さて、この井戸について気になって調べてみたのですが、名護の市史などには記載がないようです。文化財みたいなものに登録もされていないようなので、ひょっとしたらオーナーの意向なんじゃないかと思うのですがなかなかミステリアスですね。

なぜこういう形で井戸を残してファミリーマートができたのか、井戸は今どうなっているのか、機会があれば聞いてみたいと思います。

というわけで本日は名護から200年前の井戸があるファミリーマートのお話でした。

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