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コザ銀天街のアーケードが撤去中
沖縄市のコザ十字路近くにあるコザ銀天街。もともとは戦後にできた「十字路市場」と「本町通り」が、本土復帰後に合併して1978年にアーケードとともに、「沖縄市銀天街」となったそうです。
銀天街の前身である「十字路市場」は近隣市町村からも人が足を運ぶほど賑わっていましたが、近年はちょっと薄暗く、昼はやってるかやってないかよく分からないようなお店も多くありました。
それでも、そこまでゆるキャラがブームじゃなかった頃に「天ぷらのぷーらくん」というキャラクターを作ったり、2015年には全町160mの壁画が描かれたりと、割と精力的な活動もなされていた印象があります。
そんな銀天街を支えてきたアーケードの撤去作業が始まりました。もともと老朽化が問題となっていたのですが、2014年にアーケードを所有していた市銀天街商店街振興組合が解散してしまったこともあり撤去の運びとなったようです。
2020年8月24日。足を運んだ銀天街では後ろ半分のアーケードの撤去作業が進んでおり、足場が組まれた状態に。
商店街のキャッチフレーズは「安くて・買いよい・みんなの街」。アーケードがつくられたのは1978年ということなので実に40以上年も銀天街を守ってきたわけですね。
アーケード内は中央には入れず、脇に歩道が作られている感じです。この日が台風接近中だったのか、あるいは早い時間だったのか、それともコロナの影響か人通りもなく、ひっそりとしていました。
まだまだ足場の組まれた部分もアーケードは撤去されておらず、前半部分が手つかずなことも考えるとまだしばらくはアーケードを見ることができそうです。
こちらはまだ足場が組まれていない、前半分。
見上げると屋根部分はあちこち穴が空いていて、たしかに危なそう。
アーケードが無くなった姿は想像がつきませんが、いったいどうなっていくのでしょうか。
…とちょっとしめっぽくなってしまいましたが、銀天街にはメインのアーケード以外にも脇に伸びる形で小道があり、そちらもすごく味がある通りになっています。
この辺りの雰囲気は牧志の公設市場とはまた違う感じでよい感じです。ちょっと前に沖縄の超有名ユーチューバーのハイサイ探偵団のメンバーの方がお店を開いたりと新しいお店もできているようです。
今はなかなか気軽に足を運べる状況でもありませんが、観光客の方も、もう何十年も銀天街に足を運んでいないという方もコロナが落ち着いたら是非銀天街に足を運んでみてください。