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琉球かすり図柄かと思ったらドン・キホーテ
琉球かすり
染めた糸を経糸(たていと)、緯糸(よこいと)を組み合わせて模様にする絣(かすり)という織物技法。
日本全国にありますが、沖縄にも琉球王朝時代から沖縄独自の図柄が織られ、琉球かすりとして人気です。
沖縄の市町村で唯一海に面していない本島南部の南風原町には「かすりの道」があり、足元の石畳や壁沿いにおよそ600種あるという琉球絣の模様を見ることができます。
詳しくは「南風原町かすりロード」を歩いてみたをご覧ください。
琉球かすりかと思ったらドン・キホーテだった
さて、わたしは先日国際通りで琉球かすりを見かけたのです。
それがこちら。ドン・キホーテ国際通り店。
ドン・キホーテの看板の右上に、琉球かすりの図柄があるのがわかるでしょうか。
あれ...でも....琉球かすりにしては、なんか違うかも。
手裏剣っぽい....
気になったので目を凝らして見てみると
琉球かすりじゃなくドン・キホーテやないかい!
これ、考えた人すごくないですか。
念の為、琉球かすりではなく全国でこの模様を作っているのかもしれないため、全国何箇所かのドン・キの外観を調べてみたんですが、こんな模様は見られませんでした。
ということで琉球かすりのようなドン・キホーテでした。
国際通りを訪れる観光客の何パーセントがこの図柄を琉球かすりに見えるのかは謎ですが、本当に琉球かすりに寄せてこの図柄を考えたのなら拍手を送りたいと思います。
(追記)
読者の方から「渋谷にもある」と教えてもらいました。あったのか...。
つまりはドン・キの文字模様はウチナーンチュだけ琉球かすりに見える、ってことでいいですか。イエー!