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公設市場周辺の現状レポート[4月]
2020年4月の公設市場周辺
さて、2019年6月16日で営業を終了した、旧那覇市牧志公設市場。DEEokinawaでは定期的にその周辺の様子をお届けしてきました。
公設市場周辺のアーケード撤去がとうとう始まった
公設市場周辺の現状レポート
新型コロナウィルスの影響で移転先の公設市場が一時閉場になるなど、色々ショッキングなニュースも多い中、公設市場周辺はどうなっているのでしょうか。その様子をお届けします。
新型コロナウィルスの影響がすごい
まずは国際通りから。写真は朝撮ったものなので通常時でも開店しているお店は少ないのですが、それを差し引いても閑散としています。
店舗のあちこちには臨時休業のお知らせが。
市場方面(平和通り)。時間的に早いのもありますが、それでも本当に人が居ません。
静まりかえった市場周辺を見ているとコロナウィルスが収束した後に本当に活気が戻ってくるのだろうかというぼんやりとした不安も感じます。でもこれ以上感染者を増やさないためにも、まさに今が正念場。私たちはできることを粛々とやっていきましょう。
旧公設市場は今
さて、4月現在の旧公設市場の姿です。前回とあまり変わりないように見えます。
先回からの違いとして、「市場中央通り アーケード物語」というパネルが掲載されています。パネルには市場中央通りのアーケードが、いつどのようにできたのかという話がまとまっています。
これは「市場中央通りアーケード協議会」という団体のもので、旧公設市場の取り壊しのために撤去されてしまったアーケードを再建すべく活動をしているようです。市場中央通りアーケードTシャツが一枚1500円で販売されていて、売り上げ収益はアーケード再整備の費用に充てられるとのこと。素敵な取り組みだと思います。
さて、工事の作業内容を見てみると今週の作業はすでに「現場片付け」に。
ぐるっとまわって、工事現場の入り口に行ってみました。市場の様子が気になるのか、入り口の隙間からすーみーする人が多数。
入り口が開いたタイミングで中を見てみると、あの公設市場の建物はすっかり解体されてすでに瓦礫の山に。現在はすでに瓦礫を搬出する作業になっているようです。
あの公設市場の建物がもうない、なんだか現実味がない不思議な気分です。
今後、解体作業が全て終わった後は、新しい公設市場を建てる作業が進んでいくのでしょうが、まだ全然想像がつきませんね。これから市場周辺はどうなっていくのでしょうか。
引き続き公設市場の周辺の様子はお届けしていこうと思います。
つづく。