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ムーチーまんでいつでもほかほかのムーチーを
この前の台風一過から沖縄もすっかり秋めいてきて、朝夕は少し肌寒さを感じるようになりました。
沖縄での中華まんの販売はなぜまだまだ暑い時期からスタートしたりするので、こんな時期に肉まんかよ!みたいな事を最初は思います。それが、そこそろ中華まんを食べてもいいかな?と思えてくるのが沖縄の秋なんじゃないかと個人的には思ってます。
まぁそんなことはさておいてですね。最近肉まんを買おうかな?と思い立ってファミリマートに行ったんです。コンビニ各社の中華まんは毎年チャーシューまんとかチーズまんとか変わりダネが出てる感じだと思うのですが…
まさかの「ムーチーまん」なるのものが販売されていました。
ムーチーといえばモチ粉を月桃の葉で包み蒸したお餅で旧暦の12月8日前後には健康・長寿を祈って食べられる儀礼食でもあります。ムーチーを中華まんに…。
いったいムーチーに何が起こってしまったのでしょうか。こんなの買ってしまうわ。ずるい。
普通の中華まんだと思いきや...
という訳で買ってきましたムーチーまん。税込み130円です。
月桃香るというキャッチフレーズだったのでドキドキして包みを開けたのですが、普通の中華まんの皮のニオイしかしません。あと商品写真よりも若干顔色が悪い気もします。
間違って別の商品だったのかもしれないな、と思いつつ、中味を割ってみるとものすごい月桃の香りが...!ムーチーまんとは中味に紅いも餡が、そして紅いも餡の中にはムーチーが入っている中華まんでした。
中のムーチー部分の色が緑色なのが気になりますが、多分サンニンの粉てきなものが使われているのだと思います。味はかなり甘めに仕上がっていたのでコーヒーなんかによく合いそうです。
さて、この商品の何が画期的かといえばムーチーをまんじゅうに入れたことで常に蒸したてのムーチーを味わえるという点にあると思います。ムーチーは蒸したてが一番うまいのですが、市販品は冷めてますし蒸し直すのも手間ですもんね。
さらにムーチーまんは沖縄県民を常に悩ます「ムーチーが手について離れない」という問題にも対応しています。餅部分を直に触らないので手をベタベタにすることなくホカホカのムーチーが食べられるわけです。これは画期的商品...!
思えば沖縄ファミリーマートは全然手につかないムーチーというものも以前販売していて、ムーチー問題を解決しようという真摯な取り組みが感じられます。...考えすぎかもしれませんが。
まぁ、というわけで沖縄の冬の風物となるか...?ムーチーまんの活躍に期待したいと思いつつ、本日のコネタを締めさせて頂きたいと思います。