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渡嘉敷島で謎の建物を見た話
こんにちは、夏休みに子供と渡嘉敷島へ行ってきたAYAです。そこで謎の建物を見つけたので、ご報告したいと思います。
慶良間諸島にある渡嘉敷島は、那覇港から最短で約35分で行ける近さながら、ケラマブルーと称される美しいビーチが有名で、県内外から多くの観光客が訪れます。標高200m級の山々があるため、点在する展望台からは絶景が望めます。
私たちは車で、渡嘉敷島の北部にある赤間山の「西展望台」と「東展望台」に行きました。
残念ながらこの日は悪天候でしたが、天気の良い日には、東展望台からは沖縄本島も見え、西展望台からは、久米島、渡名喜島、粟国島といった島々を眺めることができるそうです。
「国立沖縄青少年交流の家」敷地内を抜け、西展望台を目指してズンズン登っていき、頂上に近づいた時です、何かが見えてきました。
白い・・・
何じゃこりゃ?
これが展望台かと一瞬思いましたが、駐車場の向こうに、ちゃんとした展望台があり、無料の望遠鏡や案内版が設置されています。
墜落したUFOっぽく見えなくもない物体、というか建物が原っぱにポツンと建っています。
しかし、この建物に関する表示はまるで無し。
白く塗られたコンクリートを囲むように、スロープと手すりっぽいものもあるので、とりあえず登ってみました。
窓はなく、大きな扉には鍵がかかっています。中には一体何が…?
景色そっちのけで謎の建物に登る私たちを見て、車を出してくれたガイドの方が「何に見える?」とクイズを出してきました。
私「・・・UFO?」
ガイドさん「ブー、はずれー。正解は土星」
土星?!
ガイドさんによると、扉の中は冷房付きで天体望遠鏡が保管されていて、時折目の前の広場で天体観測会が開かれたりするそうです。
だから土星の形なのか!登れる部分は、土星の輪なわけですね。よくぞ、土星を斜めに地面にめり込ませようと思いつきましたね。
邪魔な明かりが少ない渡嘉敷島なので、夜はさぞかしきれいな星空が見られることでしょう。
まぁ、実際は謎でもなんでもなかったのですが、最初に見た時の衝撃で、展望台の景色の写真を撮り忘れるくらいだったことだけお伝えして、本日はしめようと思います。